金沢観光で最近人気なのが金沢21世紀美術館です。
人気作品には、『スイミング・プール』や『雲を測る男』などがあります。
過去には、スヌーピーやゴジラとの企画も話題になってました。
金沢21世紀美術館の展示物を全て見るには入場料が必要ですが、無料で見れる作品もかなりありました。
ここでは、無料で見れる作品・エリア、写真撮影できる作品などを紹介していきます。
もくじ
料金
まず、金沢21世紀美術館は以下の様にエリア分けされています。
そして、チケットが2種類あります。
エリアごとに必要なチケットが異なりますが、高いチケットなら全てのエリアの作品を見ることが出来ます。
チケットで行けるエリアと写真撮影をまとめると
ピンクのエリア → 高い方のチケットで行ける。写真撮影ほぼOK
緑のエリア → 安い方のチケット・高い方のチケットで行ける。一部を除き写真撮影NG
白(交流ゾーン)、屋外 → 無料。写真撮影OK
要チケットエリア(ピンクと緑)は展覧会ゾーン、無料のエリアは交流ゾーンと呼ばれています。
写真撮影OKかどうかは、作品によって変わる可能性があります。
ちなみに、バスの1日乗車券があれば団体料金で安くなります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
![金沢21世紀美術館の壁](https://setuyaku-method.com/wp-content/uploads/2015/12/金沢21世紀美術館の壁.jpg)
美術館は円形状の建物ですが、壁側が交流ゾーンになっていて無料です。
無料で楽しみたい方は、壁に沿って歩くといいですよ。
これを踏まえて見ていきましょう。
スイミング・プール
金沢21世紀美術館で最も有名なのが、このスイミング・プール。
レアンドロ・エルリッヒの作品です。
上から見るとプールに見えますが、実際は透明なガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけ。
なので下に行くこともできます。
【上から見る】交流ゾーン(白エリア)
【下から見る】緑エリア
こうやって上からのぞき込むのは無料です。
ただし、雨天時は見れません。
下から見るにはチケット(緑かピンク)が必要です。
プールだけが目当てなら、安い方のチケットで行けます。
緑エリアは写真撮影NGでしたが、ここのプールだけはOKでした。
雲を測る男
ヤン・ファーブルの作品『雲を測る男』
ピンクエリアからより近くで見れますが、交流ゾーンからも無料で見れます。
交流ゾーンにこんな派手な壁の場所があるんですが、ここから見えます。
マイケル・リン『市民ギャラリー』
実は美術館の外からでも見えます。
ブルー・プラネット・スカイ
ジェームズ・タレルの作品。交流ゾーンにあります。
写真だとわかりにくいですが、天井が正方形に切り取られています。
そこから見える空がコンセプトで、毎日違う作品になります。
緑の橋
パトリック・ブランの作品。
壁面に100種類の植物を展示し、四季の移り変わりを表現したものです。
近くに行くにはチケット(ピンク)が必要ですが、交流ゾーンからも見えます。
うさぎの耳の椅子:ラビットチェア
SANAAがデザインした椅子。
交流ゾーンの一角にあり、背もたれがうさぎの耳になっています。
なんとこの椅子、Amazonでも売ってます(高~)。
カラー・アクティヴィティ・ハウス
オラファー・エリアソンの作品。
『イエロー』『シアン』『マゼンタ』の3色の円形状のアート。
見る場所によって様々な色の風景が楽しめます。
ラッピング
フェルナンド・ロメロの作品。
中に入って遊べる遊具になっています。
アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3
フローリアン・クラールの作品。
12個のチューバ状の管があり、1つ1つがどこかと繋がっていて声が聞こえます。
カッコいい糸電話的な作品です。
まとめ
金沢21世紀美術館は『まちに開かれた公園のような美術館』がテーマなので、美術館特有の堅苦しさは全く感じませんでした。
無料で見れる作品も多く、交流ゾーンだけでも見応えあります。
気軽に見たい人・ガッツリ見たい人、両方が楽しめる美術館です。