金沢観光で最近人気なのが金沢21世紀美術館です。
人気作品には、『スイミング・プール』や『雲を測る男』などがあります。
過去には、スヌーピーやゴジラとの企画も話題になってました。
金沢21世紀美術館の展示物を全て見るには入場料が必要ですが、無料で見れる作品もかなりありました。
ここでは、無料で見れる作品・エリア、写真撮影できる作品などを紹介していきます。
もくじ
料金
まず、金沢21世紀美術館は以下の様にエリア分けされています。
そして、チケットが2種類あります。
エリアごとに必要なチケットが異なりますが、高いチケットなら全てのエリアの作品を見ることが出来ます。
チケットで行けるエリアと写真撮影をまとめると
ピンクのエリア → 高い方のチケットで行ける。写真撮影ほぼOK
緑のエリア → 安い方のチケット・高い方のチケットで行ける。一部を除き写真撮影NG
白(交流ゾーン)、屋外 → 無料。写真撮影OK
要チケットエリア(ピンクと緑)は展覧会ゾーン、無料のエリアは交流ゾーンと呼ばれています。
写真撮影OKかどうかは、作品によって変わる可能性があります。
ちなみに、バスの1日乗車券があれば団体料金で安くなります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
美術館は円形状の建物ですが、壁側が交流ゾーンになっていて無料です。
無料で楽しみたい方は、壁に沿って歩くといいですよ。
これを踏まえて見ていきましょう。
スイミング・プール
金沢21世紀美術館で最も有名なのが、このスイミング・プール。
レアンドロ・エルリッヒの作品です。
上から見るとプールに見えますが、実際は透明なガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけ。
なので下に行くこともできます。
【上から見る】交流ゾーン(白エリア)
【下から見る】緑エリア
こうやって上からのぞき込むのは無料です。
ただし、雨天時は見れません。
下から見るにはチケット(緑かピンク)が必要です。
プールだけが目当てなら、安い方のチケットで行けます。
緑エリアは写真撮影NGでしたが、ここのプールだけはOKでした。
雲を測る男
ヤン・ファーブルの作品『雲を測る男』
ピンクエリアからより近くで見れますが、交流ゾーンからも無料で見れます。
交流ゾーンにこんな派手な壁の場所があるんですが、ここから見えます。
マイケル・リン『市民ギャラリー』
実は美術館の外からでも見えます。
ブルー・プラネット・スカイ
ジェームズ・タレルの作品。交流ゾーンにあります。
写真だとわかりにくいですが、天井が正方形に切り取られています。
そこから見える空がコンセプトで、毎日違う作品になります。
緑の橋
パトリック・ブランの作品。
壁面に100種類の植物を展示し、四季の移り変わりを表現したものです。
近くに行くにはチケット(ピンク)が必要ですが、交流ゾーンからも見えます。
うさぎの耳の椅子:ラビットチェア
SANAAがデザインした椅子。
交流ゾーンの一角にあり、背もたれがうさぎの耳になっています。
なんとこの椅子、Amazonでも売ってます(高~)。
カラー・アクティヴィティ・ハウス
オラファー・エリアソンの作品。
『イエロー』『シアン』『マゼンタ』の3色の円形状のアート。
見る場所によって様々な色の風景が楽しめます。
ラッピング
フェルナンド・ロメロの作品。
中に入って遊べる遊具になっています。
アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3
フローリアン・クラールの作品。
12個のチューバ状の管があり、1つ1つがどこかと繋がっていて声が聞こえます。
カッコいい糸電話的な作品です。
まとめ
金沢21世紀美術館は『まちに開かれた公園のような美術館』がテーマなので、美術館特有の堅苦しさは全く感じませんでした。
無料で見れる作品も多く、交流ゾーンだけでも見応えあります。
気軽に見たい人・ガッツリ見たい人、両方が楽しめる美術館です。