京都には川床(ゆか・かわゆか・かわどこ)という文化もあります。
川床は京都の夏の風物詩で、時期は5月~9月。
川の上や側のよく見える場所で料理などを楽しみます。
京都では貴船や高雄、鴨川などに川床のお店があります。
川床=値段が高い印象がありますが、実は安く楽しめるお店もあります。
今回はそのひとつで鴨川にある『サロンドロワイヤル京都』に行ってきました!
川床の写真
サロンドロワイヤル京都はチョコレートが有名なカフェです。
店内の席と外のテラス席があり、テラス席が川床席になります。
こんな感じ。
鴨川のせせらぎを聞きつつ涼しい風を感じられる、素晴らしい空間でした。
ちなみに床の木の間からは下がちょっと見えます。
ピアノの生演奏
店内ではピアノの生演奏もやってました。
外からだとうっすら聞こえる程度で気になるほどではありませんでした。
むしろちょっと贅沢な気分に浸れました。
ショパンのノクターンとか静かな曲が多かったので心地よかったです。
料金・メニュー
ドリンクメニューを注文し税込1,000円でした。
ドリンクと小さいチョコ(ボンボンショコラ)がランダムでついています。
このときはアッサムのアイスティーを注文してゆずのボンボンショコラでした。
普通に考えると高いかもしれませんが、これで川床をゆっくり楽しめると思えば安いですよね。
川床は安いランチでも3,000円とか5,000円しますからね。
「お食事はいいからとりあえず川床というものを体験してみたい」という方にはピッタリです。
カード可
支払いにはクレジットカードも使えました。
VISA、MASTER、JCB。
プリペイドカードのKyashリアルカードで払えたので、プリペイドカードでも大丈夫そうです。
混雑具合
私が行ったのは2018年の9月19日の2時半頃でしたが、かなり空いていて待たずに座れました。
席についたときには他のお客さんは1組のみ。
しばらくして帰り際に1組入ってくる、という感じでかなり快適でした。
ゆっくりと鴨川の涼しい風を感じることができる至福の時間でした。
他にもリーズナブルな川床としては三条のスターバックスが有名ですが、スタバなのでやはりお客さんが一定数いるんですよね。
夏は川床目当ての方もいるので、静かに楽しみたいならサロンドロワイヤル京都のほうがいいかもしれません。
3時頃がおすすめ
前述の通り2時半頃に行ったのですが、後からこの時間帯がベストだったと思いました。
というのも、写真でもわかる通り、席がちょうど日陰だったからです。
川床で涼しいといっても暑い日もあります。
せっかく行ったのに、暑くてすぐに切り上げてしまうことになるともったいないです。
日陰になる3時頃の時間帯なら、日差しをあまり気にせず川床を楽しめるのでおすすめです。
サロンドロワイヤル京都では川床席での日傘の使用は禁止されています。
日陰の時間帯に行くのは、川床を楽しむためには重要ですね。
営業時間
お店の営業時間としては、11~20時。
5~9月はちょっと長くなり、11~21時。
川床営業時間
川床は5月1日~9月30日に利用できます。
ただし、月によって時間が異なります。
6・7・8月 16~21時
本格的に暑くなる時期は夕方にならないと利用できないんですね。
6月は梅雨だからでしょうか。
照明の感じをみると夜も良さそうなので、夏は夜がいいかもしれませんね。
アクセス・場所
サロンドロワイヤル京都は、二条と三条の間の鴨川沿いにあります。
鴨川なので、貴船や高雄よりもアクセスしやすい場所にあります。
最寄り駅は京都市役所前駅。
最寄りバス停も、京都市役所前駅。
京都市役所前駅からだと、まず高瀬川を目指して進み、木屋町通を左に入ってちょっと行ったところにあります。
近くには有名な料亭旅館の幾松もありますが、そこまで行くと行き過ぎなので戻りましょう。
電車の京都市役所前駅からだと200mほどあるので、バス停からのほうがちょっと近いと思います。
入口
入口は鴨川沿いにはありません。高瀬川沿いにあります。
ちょっとわかりにくく、小さめのプレートが立っているのみ。
うなぎの寝床のように細くなっていて、Rojiという路地を15メートルほど進むと辿り着きます。
まとめ
サロンドロワイヤル京都はチョコレートが美味しいカフェです。
外のテラス席では川床も楽しめます。
リーズナブルに川床を体験してみたい方にはおすすめです。
5・9月は日陰になる3時頃が快適な時間帯です。
※料金や営業時間等は2018年9月の情報で変更される可能性があります