「格安スマホをデータ容量気にせず使い倒したい!」
そんな方の候補になるのが、U-mobile(ユーモバイル)の無制限プランです。
U-mobileは、格安SIM・格安スマホ(SIMとスマホのセット)を提供しているMVNO(SIM業者)です。docomoの回線を利用しています。
LTE 使い放題のプランが特長です。格安SIMでは、1GBや8GBなど、容量無制限のプランがないMVNOが多い中、使い放題がある貴重な存在です。
もちろん、制限があるほうが安いですが、スマホをよく使う方は制限があると不便ですよね。
ここでは、U-mobileの料金プラン、通信速度の評判・口コミ、メリット・デメリットを紹介します。
※ここで紹介している料金等は、今後変更される可能性があります。最新の情報はページ下部から行ける公式サイトで確認をお願い致します
もくじ
料金プラン
プランは大きく分けて【データ専用】と【通話プラス】があります。
通話プラスは090・080・070の番号で電話ができるプランで、データ専用はそれがないプラン。
何と言っても、無制限にデータ容量を使える使い放題プランがあるのが特長です。
データ容量というのは、高速通信のLTEを利用できる容量のことです。使い放題以外は、これを超えると通信速度が送受信最大200Kbpsに制限されます。
それぞれのプランの価格は以下の通りです(価格は税抜)。
データ容量 | データ専用 | 通話プラス |
---|---|---|
1GB | 790円 | – |
3GB | – | 1,580円 |
5GB | 1,480円 | 1,980円 |
LTE使い放題 | 2,480円 | 2,980円 |
LTE使い放題2 | – | 2,730円 |
ダブルフィックス | 通信量1GB以下:680円 1GB超:900円 |
通信量1GB以下:1,480円 1GB超:1,780円 |
最大送受信速度 | 受信時150Mbps 送信時50Mbps | |
通話料 | – | 20円/30秒(U-CALLで半額、後述) |
SMS利用料 | 150円/月 | – |
初期費用 | 3,000円 |
使い放題と使い放題2の違い
通話プラスでは、使い放題と使い放題2があります。
それぞれデータ容量を無制限で使えるのは同じですが、最低利用期間と解約事務手数料が違います。
最低利用期間 | 解約料 | |
---|---|---|
使い放題 (使い放題2以外のプラン) |
6ヶ月 | 6,000円(税抜) |
使い放題2 | 12ヶ月 | 6ヵ月以内の解約:9,500円 7ヵ月~12ヵ月以内の解約:3,500円 |
使い放題2のみ最低利用期間が長くなり、半年以内に解約すると多く違約金が発生します。その分250円安くなる、ということですね。
ダブルフィックスとは
ダブルフィックスは、その月の高速通信のデータ使用量によって料金が変化するプラン。1GBがラインで、1GBを超えると高くなります。「月のデータ容量はほぼ1GB以下」という方は、このプランが最安値になります。
SMS
SMSはショートメッセージサービスの略で、電話番号を指定して最大全角70文字のメールを送受信できます。
LINEなど、SMS認証が必要なアプリなどを利用しやすくなります。
データ専用のみ+150円で、通話プランは料金に含まれています。
【利用料金】
国内送信:3円/1通 受信:無料
使い放題以外だと、DMM mobileのほうが安いので、ここでは使い放題プランを中心に紹介していきます。
通信速度の口コミ・評判
2014年までは「遅い」と評判でしたが、2015年に入ると「速くなった」という口コミがちらほら出てきました。
U-mobileは定期的に通信設備を増強しているので、少しずつ改善しているようです。
格安SIMでは、データ容量使い放題のプランは遅くなりがちですが、U-mobileは使い放題の割には満足のいく速度が出ているようです。
他の使い放題があるぷららモバイルよりは速いケースが多いです。
ただ、最も回線が混雑するお昼時や、夕方から夜にかけては1Mbpsを下回ることもあります。
使い放題の割には速いけど、UQ mobileやにはNifMo(ニフモ)には劣る、という状況です。
メリット
無制限に使える
やはり無制限の使い放題プランがあるのはメリットですね。
容量を気にせず使えるので、格安SIMとしては便利です。
テザリング
U-mobileのSIMはテザリングも可能です。
テザリング対応機種であれば、U-mobileのSIMを経由して、他のスマホ・タブレット端末でもインターネットを利用できます。
使い放題プランなら、テザリングも使いやすいですね。
MNP対応
MNP(番号ポータビリティ)対応なので、今使っている電話番号をそのままU-mobileでも使えます。通話プランの方は便利です。
U-CALLで通話料半額
U-CALLという通話アプリを使うと、電話料金が半額(10円/30秒)になります。
無料で使えるので、通話料の節約になります。
使い方は、アプリをダウンロードして、アプリを起動して発信するだけです。
デメリット
日次制限がある?
便利な使い放題プランですが、使い過ぎると制限がかかることがあるようです。
公式サイトでは、
ネットワークの状況とご利用状況を勘案し、他のお客様のご利用に影響が出た場合は、一時的に制限をかけさせていただく場合がございます。
とあります。しきい値(境目となる値)は非公開ですが、ネットでは「3日で2GBを超えたあたりから急に遅くなった」といったレビューが見られます。なので、3日間で2GBくらい使うと制限がかかり、通信速度が落ちる可能性があります。
『使い放題プランでも、厳密に言えば1ヶ月(30日)で20GBくらいまで』と考えておくといいかもしれません。
とは言え、最安値のDMM mobileでも20GBは【データSIM:6,090円、通話SIM:6,790円】なので、破格の安さです。
しかし「制限があるのはちょっと…」という方は、ぷららを検討してみましょう。
ぷららモバイルは日ごとの制限もないので完全に自由です。
https://setuyaku-method.com/plala-mobile/
データ容量を繰り越しできない
使い放題プランでは関係ありませんが、3GBや5GBなどのプランでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。
繰り越しというのは、たとえば3GBプランで、その月に2GBしか使わなかった場合、翌月は余った1GBをプラスし4GB使えるというもの。
制限のあるプランでこれができないのはけっこうなデメリットです。
格安スマホ
SIMとセットでスマホを申し込める格安スマホもあります。
セットで申し込む場合、スマホを一括もしくは分割で購入します。
分割の場合、月額利用料にスマホ分割料金がプラスされます。
まとめ
格安SIM・スマホで使い放題を考えている方は、U-mobileは候補のひとつになります。
通話もできてデータ容量無制限で2,730円は、使い放題プランでは最安値ですので(記事執筆時)、節約につながると思います。
公式サイト:U-mobile: ユーモバイル