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JXTGエネルギー(旧:東燃ゼネラル石油)の電気プラン「myでんき」のメリット・デメリットを徹底解説!

東燃ゼネラルグループmyでんき
2016年の電力自由化によって、東燃ゼネラル石油も電力の小売事業に参入しました。
東燃ゼネラルグループは、全国3,400箇所でESSOやMobil、ゼネラルのガソリンスタンドを展開しています。
実は、1994年から20年以上、企業向けに電力販売をしてきた実績もあります。
そのため、電気事業がまったくの初めての業者に比べれば安心できますね。

料金も安めに設定されているので、乗り換えることで電気代を節約できる可能性が高いです。
東燃ゼネラル石油のmyでんきでいくら安くなるのか、料金プランやメリット・デメリット等を紹介します。

追記:2017年4月1日にJXホールディングスと東燃ゼネラル石油が経営統合。JXTGエネルギー株式会社という新会社になりました。変更点は会社名のみで「myでんき」のサービス自体に変更はありません。

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契約できる人・供給エリア

「myでんき」の供給エリアは、関東・中部・関西地方です。
東京電力や中部電力、関西電力のエリアにお住いの方が対象になります。
ただし、離島や一部地域は対象外です。

また原則として、従量電灯B※かC、関西電力エリアは従量電灯AかBを契約の方が対象です。
※東京電力エリアは30A以上。中部電力エリアは40A以上

供給エリア-東燃ゼネラル石油myでんき

料金プラン

myでんきは、料金プランが全体的に安めに設定されているのがメリットです。

対象エリアによって提供しているプランが異なります。
東京電力エリアはプランが多く、標準的な従量電灯プランやたっぷりプラン、まとめてプラン(定量制)があります。
中部電力・関西電力エリアは、標準的な従量電灯プランのみです。

東京電力エリアのプランは以下の通りです。

従量電灯B標準-東燃ゼネラル石油myでんき
従量電灯Bたっぷりプラン-東燃ゼネラル石油myでんき
定量プラン1-東燃ゼネラル石油myでんき定量プラン2-東燃ゼネラル石油myでんき

従量電灯C-東燃ゼネラル石油myでんき
従量電灯Cたっぷりプラン-東燃ゼネラル石油myでんき
定量プランC-東燃ゼネラル石油myでんき

特徴的なのは定量プランですね。
これは使用量に関わらず、月額料金が定額になるプランです。
定額のギリギリまで使えばお得ですが、かなり少なかったり超えてしまった場合は損になります。
1年を通して使用量があまり変わらず、ギリギリまで使える方はお得です。

いくら安くなるか比較

実際にJXTGエネルギーのmyでんきにすることで、いくら節約できるのか試算してみます。
東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bで40A、月の平均使用量が400kWhの場合(燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金等は含みません)。

【東京電力:従量電灯B】
1,123円20銭(基本料金)+ 19円43銭×120kWh + 25円91銭×180kWh + 29円93銭×100
=1,123円20銭 + 2331円6銭 + 4663円8銭 + 2993円
=11,111円6銭
【myでんき:従量電灯B標準プラン】
1,067円04銭(基本料金)+ 18円46銭×120kWh + 24円61銭×180kWh + 28円43銭×100
=1,067円04銭 + 2215円2銭 + 4429円8銭 + 2843円
=10,555円04銭

毎月約556円、年間では6,672円も節約になります。
使用量がこれより少なくても5,000円、多ければ20,000円ほど電気代を安くできます。

電気料金イメージ-東燃ゼネラル石油myでんき
電気料金-東燃ゼネラル石油myでんき

基本料金・電力量料金ともに安く設定されているので、乗り換えれば節約できると言っても良さそうです。

安い理由

東燃ゼネラルグループでは、自社の発電設備を持っています。
これに加えて、他社が発電した電気で余った分や日本卸電力取引所で買取をしています。
自社の発電に外部からの買取を組み合わせることで、低価格を実現させています。

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違約金や事務手数料なし!

これも大きなメリットです。
JXTGエネルギーの「myでんき」は、契約時の事務手数料や契約解除に伴う違約金・契約解除料がかかりません。
業者によっては、安くてもこういった手数料で損になることもありますが、myでんきではその心配はありません。

また、契約は1年単位で自動更新なのですが、いつやめても違約金は発生しません。
なのでもし「他のほうが安いかも」と思ったら、すぐに辞めることもできます。
縛りが全くないと言っていいほど柔軟なプランです。

デメリット

20A以下は契約できない

安くてわかりやすいJXTGエネルギーのmyでんきですが、契約できる方が限られています。
例えば東京電力エリアでは、30A以上のプランを利用している人しか契約できません。
20Aなどを利用している人がmyでんきにしたいと思ったら、30Aにしてから申し込む等、ちょっと手間がかかります。

ただ、myでんきに限らず、電力自由化による乗り換えは、毎月の利用量が多いほど得をする仕組みです。そのため、20Aで十分な場合、そもそも乗り換える必要はないかもしれません。

セット割がない

また、電力自由化の象徴であるセット割がないのも人によってはデメリットかも。
プラン自体が安いので問題ないんですが、ライフスタイルによっては、セット割のある事業者を利用するほうが総合的に安くなる場合もあります。

例えば、シェルの電気なら、ガソリン代が安くなります。

ガソリンスタンドでお馴染みの出光興産の電気があります。 車利用の多い方が得をする内容です。 ガソリン代節約への貢献度が高いですが...

ENEOSでんきは、クレジットカードのポイント還元率が上がったりします。

電力自由化で乗り換えを検討している方は、ENEOSでんきもチェックしてみましょう。 ENEOSでんきは、JXTGエネルギーが運営し...

ただし、「わかりやすいプランがいい」という方には、セット割のないmyでんきは逆にメリットになりますね。

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申込・支払方法

myでんきは『Web』『郵送』『代理店経由』で申込めます。
Webの場合、公式サイト(myでんき)の電気料金シミュレーションの結果画面から申込可能です。

支払方法は、クレジットカードか口座振替です。

支払方法-東燃ゼネラル石油myでんき

まとめ

JXTGエネルギーのmyでんきは、基本料金・電力量料金ともに安く設定されています。
乗り換えればほとんどの方が電気代を節約できるでしょう。
違約金・事務手数料もないので安心ですね。
セット割はありませんが、その分わかりやすいので、初めて乗り換える方にも適したプランです。

詳細・お申し込み矢印

myでんき(公式サイト)

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