固定回線の代わりに楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」を使う方法をご紹介!
楽天モバイルの月額料金は従量制です。
しかし、20GBを越えたらあとはいくら使っても3,278円…。
これをみてふと思いました。
楽天モバイルを固定回線で使えばかなり節約できるんじゃ!?
うちでは固定回線に月5,000円以上払っているので、実現すれば2,000円ほど節約できます。年換算なら万単位の節約に。
というわけでやってみました!
もくじ
楽天モバイルを固定回線代わりにつかうメリット
まず光回線と比べると非常に安いですね。
また、工事不要で、環境さえあればSIMが届けばすぐ使えます。
さらに、解約料や違約金がないのも大きなメリットです。
必要なもの
- 楽天モバイルのSIMカード
- モバイルWi-Fi
- USB対応のルーター(ASUS)
まず楽天モバイルRakuten UN-LIMIT VIを利用するので、契約してSIMカードがあることが大前提です。
ポケットWi-Fiは同じく楽天モバイルのものを使っています(Rakuten WiFi Pocket)。
公式ではこのモデルはもう売ってませんが、後継機種が1円で売ってます(回線と同時契約で)。
Rakuten WiFi Pocket 2 本体価格1円キャンペーン
ルーターはASUS AC1200HP。
やり方
↓
モバイルWi-FiとルーターをUSBでつなぐ
↓
設定しモバイルWi-Fiからルーターを経由してネット接続
というやり方です。
無線接続機能(中継)のあるルーターもありますが、無線だと
- 電池消費が心配
- 別メーカーだと互換性が無く失敗するかも
- 接続が不安定になりやしないか
ということでUSBで有線接続できるASUSのルーターを選びました。
ASUSのルーター
ASUSのルーターはUSB接続できるモデルがあります。
いろいろみた感じ、ほとんどが対応しているようです。
新しいモデルが良いのはもちろんですが、USBに対応しているなら古くても固定回線化は可能です。
説明書で確認
USBポートがあれば対応しているだろうと思いますが、確実なのはネットでユーザーマニュアルをチェックすることです。
3G/4Gという項目があり、USBモデムを接続することで…インターネットアクセスできます、というような説明があれば対応しています。
ファームウェア更新
とりあえず(中古なら必須で)ファームウェアの更新をしておきましょう。
私が買ったRT-AC1200HPは脆弱性が見つかっていたので、いの一番にやりました。
ASUS製Wi-Fiルーター「RT-AC1200HP」など3製品に脆弱性、最新ファームウェアの適用を – INTERNET Watch
設定画面の、ネットから最新のものを探す【チェック】ではなぜかできませんでしたが、手動(ファイルをダウンロードしてアップロードする)ならできました。
RT-AC1200HPの最新ファームウェア
RT-AC1200HP|Wi-Fiルーター|ASUS 日本
ASUSルーターの設定
USBアプリケーション→3G/4GのUSBモデム・テザリングで設定していきます。
デバイスの選択:USBモデム
場所:Japan
ISP:au
APNサービス:rmobile.jp
ユーザー名:rm
パスワード:0000
とすればできました。
デメリット
二重ルーター構造になる
この方法だと二重ルーター状態になります。
二重ルーターでも普通に使える場合も多いですが、通信が不安定になることもあります。
また、宅外アクセス(見守りカメラ、レコーダーの宅外視聴など)ができません。
個人的には、レコーダーに録画している分を外から見る宅外視聴ができないのはけっこう痛いですね。
※楽天モバイルはプライベートIPアドレスなので元々できないようです
プライベートIPアドレス
楽天モバイルはすべてプライベートIPアドレスが割り当てられます。
これは、
見守りカメラ
Switchなどの通信対戦
などに影響してきます。
上記の二重ルーターのデメリットと重複。
こういった機能をよく使っている場合、楽天モバイルの固定回線化は適しません。
充電しっぱなしになる
この方法だと、ポケットWi-Fiは充電しっぱなしになります。
電池大丈夫かな~という不安はありますが、とりあえず今のところ熱くなったりとかはありません。
電話が使えない
ポケットWi-Fiで使っているので、当然電話機能は使えません。
楽天モバイルなら楽天リンクを使えば電話が無料なので、ちょっともったいない感じです。
ただ、楽天モバイルは複数回線も可能なので、
固定回線用:2回線目で使う
とすればいいと思います。
固定回線なら1GB以内ということはほぼないと思うので、1GBまででも有料の2回線目を使うほうが効率的です。
2回線目でも20GB以上は3,278円です。
1日10GBを超えると制限
楽天モバイルは1日10GBを超えると最大3Mbpsに制限されます。
個人的には1日10GBを超えることはないので問題ありませんが、よく超える場合は、制限があることに注意が必要です。
ルーターを使う理由
「これ、普通に使うだけならルーターを使わなくてもいいのでは?」
と思う方もいるかもしれませんね。
確かにそうかも。
ただ、
- ポケットWi-Fi単独だと電池消費が激しい
- 充電が面倒
- 飛ばせる範囲が狭い
ということでルーターを経由する方法にしました。
なので、上記デメリットを許容できるならルーターは不要かもしれません。
楽天回線エリアか確認を
楽天モバイルがデータ使い放題なのは自社回線エリアのみです。
このエリア外はパートナー回線エリア(au)に。
パートナー回線だと月5GBまでで、使い切ると最大1Mbpsに制限されます。
この場合、固定回線として使うのは難しくなります。
なのでまだ楽天モバイルに未契約の方は、自宅が楽天回線エリア内かどうかチェックしておきましょう。
契約中の方は、アプリのmy楽天モバイルで確認できます。エリア内なら【楽天回線エリア接続中】と出ます。
I-O DATAのWN-CS300FR
いろいろな準備などが面倒な場合は、I-O DATAの「WN-CS300FR」がおすすめです。
こちらはSIMカードを直接挿せるルーターなので、これならポケットWi-Fiは不要になります。
また、楽天モバイル対応と書かれているのも安心できます。
他の3キャリアでも使えます。
2.4GHzのみなのがデメリットですが、特に気にならない場合は一番良い方法かと思います。
まとめ
楽天モバイルを固定回線の代わりに使うことでかなりの節約になりました。
デメリットもいくつかありますが、今のところ許容範囲かな~という感じです。
古いモデルが不安な方は、新しめのASUSのルーターもしくはI-O DATAのものを選びましょう。
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