「安心して持てるクレジットカードが欲しい!」
そんな方には、三井住友VISAカードが候補としてあります。
三井住友VISAカードは、SMBCの三井住友カード発行のクレジットカードです。
CMでもお馴染みですね。
カード裏面に顔写真を入れられたり、24時間365日の不審カード利用チェックがあるので安心して利用できます。
ここでは、三井住友VISAカードの年会費やポイント還元率、付帯保険などを紹介します。
もくじ
年会費
三井住友VISAカードには多くの券種があります。
ここでは、以下のカードを紹介していきます。
- 三井住友VISAデビュープラスカード
- 三井住友VISAクラシックカード・クラシックカードA
- 三井住友VISAアミティエカード
- 三井住友VISAプライムゴールドカード
- 三井住友VISAゴールドカード
ネット入会すれば、初年度は上記全ての券種が年会費無料。
ゴールドカードも初年度無料です。
2年目以降も、ゴールドカード以外は無料にできます。
カード | 年会費 (2年目以降) |
割引条件 |
---|---|---|
三井住友VISAデビュープラスカード (18歳~25歳限定) |
条件付き無料 通常1,250円(税抜) |
前年1回以上のカード利用 |
三井住友VISAクラシックカード・ クラシックカードA (26歳以上) |
条件付き無料 通常1,250円(税抜)Aは1,500円 |
マイ・ペイすリボ登録+前年1回以上のカード利用 |
三井住友VISAカードアミティエカード (女性限定) |
条件付き無料 通常1,250円(税抜) |
マイ・ペイすリボ登録+前年1回以上のカード利用 |
三井住友VISAプライムゴールドカード (20代限定) |
1,500円(税抜)まで割引可 通常は5,000円(税抜) |
「WEB明細書」利用&年6回以上の請求+マイ・ペイすリボ登録&前年1回以上のカード利用 |
三井住友VISAゴールドカード (30歳以上) |
4,000円(税抜)まで割引可 通常は10,000円(税抜) |
「WEB明細書」利用&年6回以上の請求+マイ・ペイすリボ登録&前年1回以上のカード利用 |
割引条件にあるように、三井住友VISAカードは年会費を安くできます。
年会費を割引する方法
三井住友VISAカードの年会費を割引する方法は3つあります。
1つは、送付されるカードの利用明細をWEB明細にして、年6回以上の請求があること。
カードに応じて500円、または1,000円安くなります。
【デビュープラス・クラシック(A)・アミティエ】500円(税抜)割引
【プライムゴールド・ゴールド】1,000円(税抜)割引
2つ目は、マイ・ペイすリボに登録して年1回以上利用することです。
割引率が高く、年会費が半額・無料になります。
【デビュープラス・クラシック(A)・アミティエ】無料
【プライムゴールド・ゴールド】半額
3つ目は、前年度の利用額に応じての割引があります。
■ 100万円以上300万円未満
【デビュープラス・クラシック(A)・アミティエ】半額
【プライムゴールド・ゴールド】20%引
■ 300万円以上
【デビュープラス・クラシック(A)・アミティエ】無料
【プライムゴールド・ゴールド】半額
WEB明細は他の2つと重複して割引されますが、マイ・ペイすリボと前年度利用の割引は、どちらか割引率の高い方が適用されます。
三井住友VISAカードは年会費がネックになりますが、以上の方法を使えばお得に利用できます。
また、デビュープラス・クラシック・クラシックA・アミティエカードには学生カードがあり年会費が優遇されています。
マイ・ペイすリボとは?
マイ・ペイすリボに登録すると、毎月の支払いがリボ払いになります。
リボ払いとは、毎月の支払額が一定になる支払方法です。
金額を設定し、それを越えた分は翌月以降の支払いにまわされます。
例えば3万円に設定し、実際に使ったのが4万円だったら残りの1万円は翌月以降の支払いになります。
一般的に、リボ払いにすると手数料がかかります。
そのため節約するにはリボ払いはご法度です。
ただ、マイ・ペイすリボでは金額を全額に設定することもできます。
全額にしたり、10万円に設定してそれを超えないように使ったりすれば、手数料はかかりません(初回手数料無料)。
カード利用限度額と同じ金額に設定すれば確実です。
これなら、マイ・ペイすリボの特典を受けつつ、手数料を払わずに利用することができます。
ポイント還元率
三井住友VISAカードを利用するとワールドプレゼントというポイントをもらえます。
基本的には1,000円につき1ポイントです。
ワールドプレゼントは約5円の価値があるので、還元率は0.5%。
ポイント交換先
貯まったワールドプレゼントは、他社のポイント(楽天ポイントやTポイントなど)、キャッシュバック、ギフトカード、景品等と交換可能。
交換先を何にするかで1ポイントの価値が異なります。
交換先 | 1ポイントの価値 | 交換に必要なポイント数 |
---|---|---|
楽天スーパーポイント | 5ポイント | 200 |
ヨドバシカメラゴールドポイント | 5ポイント | 200 |
三井住友カードWAON※ | 5WAONポイント | 200 |
その他のWAON | 3WAONポイント | 200 |
Tポイント | 4.5ポイント | 200 |
nanacoポイント | 3ポイント | 200 |
キャッシュバック (カード利用代金充当) |
3ポイント | 200 |
Suicaポイント | 3ポイント | 200 |
楽天Edy | 3円分 | 200 |
ANAマイル | 3マイル | 100 |
※WAONには三井住友カードWAONという提携WAONがあります。これにチャージするなら5WAONポイントもらえますが、それ以外のWAONだと3WAONポイント
ポイント還元率を上げる方法
デビュープラスは2倍
デビュープラスは還元率が2倍で、1,000円で2ポイントもらえます。
さらに、入会後3ヶ月は5倍なので非常にお得です。
アミティエはケータイ料金のポイント2倍
アミティエカードは、WEB明細書利用で年会費割引以外のメリットがあります。
WEB明細書にすると、ケータイ・PHS利用料のポイントが2倍になります。
年間利用額ボーナス
年間利用額に応じてボーナスポイントをもらえます。
■ デビュープラス・クラシック(A)・アミティエ
年間利用額 | ボーナス分(還元率) | 合計還元率 |
---|---|---|
50万円以上 | 50万円で50ポイント(0.05%) 以降10万円ごとに10ポイント |
0.55% |
100万円以上 | 50万円で75ポイント(0.075%) 以降10万円ごとに15ポイント |
0.575% |
300万円以上 | 50万円で150ポイント(0.15%) 以降10万円ごとに30ポイント |
0.65% |
※還元率は1ポイント=5円とし、ボーナス分還元率に5を掛けたものです。
■ プライムゴールド・ゴールド
年間利用額 | ボーナス分(還元率) | 合計還元率 |
---|---|---|
50万円以上 | 50万円で100ポイント(0.1%) 以降10万円ごとに20ポイント |
0.6% |
100万円以上 | 50万円で150ポイント(0.15%) 以降10万円ごとに30ポイント |
0.65% |
300万円以上 | 50万円で300ポイント(0.3%) 以降10万円ごとに60ポイント |
0.8% |
リボ払いボーナス
三井住友VISAカードには、リボ払い手数料が発生した月のポイントが2倍になる特典があります。
これには『いくら以上の手数料』といった条件はなく、1円でも手数料の請求があれば対象です。
つまり、リボ払い手数料よりもボーナスポイントが多くなるように調整すれば、その分お得になります。
例えば【5万円の設定にして50,250円支払い、250円分だけ手数料を払う】といった感じです。
ただし、予定外の出費があれば大きく損をする可能性もあります。
利用金額を把握し設定する手間もあるので、慣れていない方にはおすすめしません。
三井住友カードの安心感も大きな魅力
三井住友カードは、40年以上クレジットサービスを続けてきた歴史があります。
そのためセキュリティ面での安心感が抜群です。
具体的には、以下の様な機能があります。
- 顔写真を入れられる
- 業界最高水準の不正使用検知システムで24時間365日、カード利用をチェック
- カード盗難・紛失にはオペレーターが24時間、年中無休で対応
クレジットカードを初めて持つ方でも、安心して利用することができますね。
特に、顔写真入りは安心です。
顔写真入りカード
以下のカードには、カードの裏面に本人の顔写真を入れることができます。
- 三井住友プラチナカード
- ゴールドカード
- プライムゴールドカード
- ヤングゴールドカード
- エグゼクティブカード
- クラシックカード
- クラシックカードA
- アミティエカード
顔写真があれば不正利用される確率はグッと減ります。
カードを出したときに顔が違ったら不審に思われますからね。
セキュリティ重視の方にも三井住友VISAカードはおすすめです。
年会費は顔写真なしの場合と同額、つまり顔写真を入れるための費用はかかりません。
発行手数料も無料です。
また、顔写真なしでも顔写真入りに切り替えることができます。
付帯保険
海外旅行傷害保険
三井住友VISAカードは旅行保険も充実しています(デビュープラスは旅行保険なし)。
クラシックとクラシックAの大きな違いはこの保険です。
クラシックAは通常年会費が少し高い代わりに、付帯保険が充実しています。
海外旅行保険は、クラシック以外は自動付帯。
クラシックは利用付帯(旅行代を三井住友VISAカードで支払う)です。
傷害死亡・後遺障害補償は自動付帯ですが、旅費などを三井住友VISAカードで払うと最高補償額が上がります。
【プライムゴールド・ゴールド】最高5,000万(自動付帯分は1,000万)
【クラシックA・アミティエ】最高2,000万(自動付帯分は300万)
気になる傷害・疾病治療費用の限度額は、クラシックA・アミティエで100万、プライムゴールド・ゴールドで300万です。
もう少し欲しい場合は、保険が充実しているカードで補完しておくと安心です。
エポスカードやJCB EITは、年会費無料でも手厚いです。
国内旅行傷害保険
国内の旅行保険は、クラシックカードには付帯しません。
クラシックA・アミティエ・プライムゴールド・ゴールドにはあります。
傷害死亡・後遺障害補償を受けられます。
プライムゴールド・ゴールドには入院保険金や手術保険金もありますが、クラシックA・アミティエにはありません。
国内保険も傷害死亡・後遺障害補償は自動付帯ですが、旅行代を三井住友VISAカードで支払うと補償額が上がります。
【プライムゴールド・ゴールド】最高5,000万(自動付帯分は1,000万)
【クラシックA・アミティエ】最高2,000万(自動付帯分は300万)
他のカードだと、国内旅行傷害保険はイオンSuicaカード(年会費無料)に利用付帯しています。
ショッピング保険
三井住友VISAカードには、ショッピング保険も付帯しています。
三井住友VISAカードで買った商品なら、壊れたり盗まれたりした際、年間100万円まで(プライムゴールド・ゴールドは300万円まで)補償されます。
対象期間は、買った日およびその翌日から90日間。自己負担は3,000円です。
プライムゴールド・ゴールドは無条件ですが、他のカードには適用条件があります。
リボ払いか3回以上の分割払いが条件です。
マイ・ペイすリボで年会費を安くしている場合は、ショッピング保険も適用されます。
デメリット
年会費無料が条件付き
初年度は年会費無料ですが、2年目以降は何もしないと年会費がかかります。
ゴールドカード以外は、マイ・ペイすリボ登録+年1回以上の利用で無料にできますが、無条件で年会費無料のカードに比べるとちょっと手間かも。
デビュープラスも、年1回以上利用しないと年会費がかかってきます。
還元率が低め
また、還元率も低い印象です。
リボ払いなどで還元率を上げることもできますが、それでももう少し欲しいところ。
無条件で年会費無料のリクルートカードは1.2%、楽天カードは1%なので、還元率だけで言えばこちらのほうがお得です。
ただ、三井住友VISAカードはブランドに裏付けられた安心感や付帯保険の充実など、還元率以外のメリットがあります。なのでそちらを重視するなら、選択肢になるカードです。
まとめ
三井住友VISAカードは、安心を求める方に最適なカードです。
何もしなければ年会費がかかりますが、安く(無料に)することもできます。
ポイントの使い勝手も良いので、オールマイティなカードと言えるでしょう。
三井住友VISAカードでは、定期的に入会キャンペーンを開催しています。
時期や申し込むカードによって、キャンペーンの額やお得度が異なります。
キャンペーンやカード詳細については以下から確認できます。
三井住友VISAカード(公式サイト)