しまなみ海道で乗るためにロードバイクを買ってみました。
ロードバイクはまったくの初心者なので、エントリーモデルで安い商品を探しました。
で、行き着いたのが【DuX(デュークス)-RB101H】というモデル。
実際に乗ってみると、予想以上に満足できるロードバイクでしたよ。
ここでは、DUXに乗ってみてわかったメリット・デメリットを紹介します。
※今回紹介するのは2017年モデルです。今後細かい仕様が変わる可能性もあります。
もくじ
サイズ
フレーム:700c×490mm(アルミ)
タイヤ:700×23c(仏バルブ)
重さ:10.9kg(付属品等を外した状態)
適応身長は個人差もあるかと思いますが、サイトでは160~180cmとあります。
私には大きくもなく小さくもない感じでちょうどよかったです。
ちなみに私の身長・体重は、172cm・59kgです。
値段
税込で29,894円でした(2017年4月時点の価格です)。
楽天市場の一勝堂というショップで買いました。
予算は5万円以内と考えていたのでかなり安く買えました。
組み立て・開封
何せ初めてなので戸惑う部分もありましたが、何とか1人で組み立てられました。
説明書を見るよりも、ネットの組み立て動画を見るほうがわかりやすいです。
組み立てるのに必要な工具も一式揃ってました。
ただ、シフトレバー(ギアを変えるやつ)はプラスドライバーで取り付けるんですが、プラスドライバーは入ってなかったのでそれだけ用意する必要があります。
メリット・良かった点
補助ブレーキ付き
2017年モデルで導入された補助ブレーキが便利です。
初心者なのでとっさの時にブレーキまで手が届かないこともよくあるんですが、補助ブレーキがあるおかげで安全に止まれてます。
補助ブレーキはロードバイクとしてはちょっと格好悪いかもしれませんが、慣れるまでは確実にあったほうがいいです。
スタンド付き
これもあると便利です。
最初は、途中でサドルの高さ調整とかしたくなるので、そのときに役立ってます。
あと、自転車を立てかける場所がないところで降りて風景の写真を撮ったりするんですが、そのときも便利です。
軽い
この値段で10キロちょっとの軽さはお買い得でした。
おかげでスイスイ進みます。
大きな段差は、パンク対策で持ち上げて越えるようにしてますが、そのときも楽ですよ。
デザインがカッコいい
白と黒がありましたが、黒を選びました。
シンプルで飽きが来ない感じが気に入ってます。
デメリット・安い理由?
タイヤの空気圧表記が…
しばらく乗って色々調べるうちに、「これが安い理由なのかな?」ということがいくつか出てきました。
そのひとつがタイヤです。
ロードバイクのタイヤには、だいたい適性空気圧の範囲や上限の表記があります。
「inflate to min 100psi max 120psi」 といった感じ。
一般的に上限120psiくらいは入るらしいのですが、これは100psi。
しかも「inflate to 100psi(6.8bar)」のみで上限や下限の表記がありません。
100psiが上限なのかな~と思って使ってますが、耐久性がちょっと不安かも。
とは言え、すでに計50kmほど走ってますがまだパンクとかはしてません。
デュアルコントロールレバーではない
デュアルコントロールレバーというのは、ブレーキとシフトレバーが一緒になっているものです。
ブレーキ部分のハンドルを握りつつギアチェンジできるのがメリットです。
このDuXにはそれがなく、手元部分のハンドルにシフトレバーを取り付けるタイプです。
ギアチェンジするときには、手をここまで戻す必要があります。
ロングライドのときは少し面倒かもしれません。
しかし実際乗ってみると、あまり影響はありませんでした。
普通の道ならそこまでギアチェンジする必要もないので、思っていたほど不便ではないです。
レースとか、アップダウンの激しい場所を走るならデュアルコントロールレバーのほうがいいと思いますが、普通のサイクリングなら意外となくても平気かも。
サドルのネジが固い
サドルの前後の位置を調整しようと思ったのですが、シートを留めてあるネジが固すぎでした。
最初溶接してあるのかと思いましたが、潤滑油をかけて力を入れたら何とか緩められました。
ネジは六角レンチで外せます。
防犯登録もできた
今回買ったお店の一勝堂さんは防犯登録店のようで、一緒に防犯登録もできました。
登録料は500円で、防犯登録カードとシールが付いてます。
登録は兵庫県になりますが、情報は全国一括管理なので他県でも使えるようです。
さいごに
価格と重さ・性能を考えるとかなり満足しています。
ママチャリと比べると本当に軽くて速いです。
ちょっとした坂でも、ギアチェンジすれば楽々進めます。
いくつかデメリットもありましたが、そのおかげでロードバイクについて勉強することができました。
最初から高くて良い物を買っていたらわからないことも多かったと思います。
ロードバイクは、シートやタイヤを変えたりしてカスタマイズすることもできます。
どうしても譲れない部分が出てきたら、必要に応じて変えていくつもりです。
難しそうですが、デュアルコントロールレバーに変えることもできるようです。
そうやって自分好みにカスタマイズしていくのも楽しいですね。