めいぷる～ぷという広島市内を循環するバスがあります。
観光客向けのバスで、路面電車や普通のバスだと行きにくい観光地にも近くまで行ってくれます。
赤い車体にもみじが描かれた特徴的なバスです。
料金、特に一日乗車券が安いので交通費を節約できます。
ここでは、実際にめいぷる～ぷバスに乗ってわかったメリット・デメリット等を紹介します。
もくじ
料金
料金は1乗車につき、大人200円、子供100円です。
ブルールートは330円（子供170円）。
支払いは、現金と電子マネーのPASPY・ICOCA等の交通系ICカードを使えます。
一日乗車券
めいぷる～ぷには一日乗車券もあります。
料金は、大人400円、子供200円でかなり安いです。
めいぷる～ぷに2回乗れば元が取れるので、2回以上乗るなら一日乗車券を買いましょう。
一日乗車券は、めいぷる～ぷ車内かスワロートラベル広島店、取扱ホテル（後述）で買えます。
スワロートラベルは、広島駅新幹線口の2階。
新幹線乗り場の改札を出て下には行かず、まっすぐ進んで行ったところにあります。
運行ルート（循環エリア）
めいぷる～ぷの運行ルートは、
グリーンルート
オレンジルート
レモンルート
ブルールート
の4種類あります。
ブルールートのみ特殊（直行便）で、他は循環バス。
循環バスはそれぞれ通る場所が違いますが、平和公園、原爆ドーム、広島県立美術館（縮景園）、紙屋町は共通して通ります。
広島駅の新幹線口が起終点です。
グリーンルートのみ → 新天地、広島東照宮、二葉の里歴史の散歩道
オレンジルートのみ → 現代美術館（まんが図書館）
時刻表
めいぷる～ぷは、9時～18時頃まで30分間隔で運行しています。
バス停ごとの時刻表は、以下のサイトで確認できます。
最新のルート・時刻表はこちら
広島市内循環バス ひろしま めいぷる～ぷ
メリット
安い
めいぷる～ぷは、広島観光の移動手段の中でもかなり安い方です。
路面電車は1乗車190160円ですが、一日乗車券は700600円（子供300円）なので、何度も乗るならめいぷる～ぷの方が節約できます。
普通の市バスは本数が多く便利ですが、乗車距離が長ければ料金も上がります。
めいぷる～ぷなら400円で何度も乗れるので、交通費を抑えるのに最適です。
観光地のそばまで行ってくれる
また、観光地のすぐ近くまで行ってくれるのも特長です。
路面電車などは平和記念公園や原爆ドームは近くを通りますが、お好み村や縮景園に行くには少し歩く必要があります。
めいぷる～ぷなら、近くまで行くので歩く距離を減らせます。
デメリット
遅れやすい
安くて便利なめいぷる～ぷですが、遅れやすいデメリットがあります。
過去5回ほど乗ってますが、時間通りに来たのは1回だけでした。
観光客向けのバスなので、特に観光シーズンは遅れやすいです。
そのため時間に余裕がないときは、別の移動手段のほうがいいかもしれません。
バス停（停留所）がわかりにくい
広島が初めての方には、バス停の場所がわかりにくいかも。
基本的に現地の方は利用しないので、バス停に人がいないことも多いです。
また、普通の市バスも通るバス停では、バス停同士が重なって見えない場合もあります。
めいぷる～ぷのバス停は、上のもみじマークが目印です。
19時以降は便が少ない
めいぷる～ぷは18時台以降の運行が少なくなります。
なのでそれを考慮すると、路面電車のフリーパス等のほうがいい場合も。
※3月1日～10月31日の間のみ19時以降の運行もあります（グリーン・レモンルート）。また、ブルールートの広島港発は21時便もあり（平日のみ）。
広島おもてなしパス
めいぷる～ぷの一日乗車券を取扱ホテル・旅館で買うと、広島おもてなしパスが付いてくる場合があります。
広島おもてなしパスは、広島の観光地・飲食店で割引等を受けられる優待券です。
特典内容は平和記念資料館、広島城の団体料金適用、飲食店で10%オフなど。
めいぷる～ぷで観光地まで安く行き、広島おもてなしパスでお得に楽しめるので効率的です。
ちなみに、ホテル・旅館で買える路面電車のフリーパスにも、広島おもてなしパスがあります。
以下のホテル・旅館でめいぷる～ぷ一日乗車券の取扱があります。
- グランドプリンスホテル広島
- 瀬戸内観光ホテル
- パークサイドホテル広島平和公園前
- 広島リッチホテル並木通り
- 広島ワシントンホテル（宿泊プランが乗車券付の場合のみ）
- ホテルグランヴィア広島
- ホテルサンルート広島
- ホテルニューヒロデン
- ホテルニューよりしろ
- メルパルク広島
- リーガロイヤルホテル広島
- レイノ・イン広島平和公園
- レガロホテル広島
個人的にはワシントンホテルがお気に入りです。
まとめ
めいぷる～ぷは広島の観光地を安くまわることができます。
一日乗車券も400円とリーズナブル。
遅れが出やすいですが、時間に余裕があるならおすすめです。
広島港直行便のブルールートも登場したので、宮島や江田島に行くときも利用できますね。
