無印良品で壁につけられる家具(棚)を買ってみました!価格は1,900円。
タモ材の19×15.5(奥行)×19センチ、耐荷重は3kg。文庫本がちょうど入る高さです。
釘なしで壁(石膏ボード壁)に取り付けられ、デッドスペースを有効活用できます。
カンタンに取付できて便利なんですが、つけるときにちょっとしたコツ(他の壁に付けられる家具も共通)があるので、レビューも兼ねて紹介します。
また、取り付ける際に残るピンの跡についてもまとめています。
もくじ
取り付け方
まず、取り付け方をざっくり紹介。
壁にセロテープで取り付け用ガイド(説明書)を水平に貼る
↓
専用フック取り付け位置に、ピンを刺してフックを取り付ける
↓
棚をフックに掛けて完了
作業としてはこれだけです。
壁にピンを刺してフックをつけ、フックに棚をかけるだけ。
慣れれば5分もかかりません。
裏側はこんな感じになってるので、そのまま引っ掛けることができます。
内容物もこれだけ。工具不要で設置可能です。
フックを付ける専用ピン(針)が特徴的です。
刺すと、壁の中で斜めにクロスして刺さる作りになってます。
確かにこれなら、釘なしでも耐えられそうです。
ただ、取り付ける際にちょっとしたコツがあります。
フックを真っ直ぐ付けるコツ
専用フックをつけるときに何度かズレることがありました。
真っ直ぐにしたつもりでも、いざ専用ピンを刺してみると斜めになったり。
そんなときは、専用ピンをちょっとだけ軽く刺して、ずれていないか位置を確かめながらすると上手くいきます。
ずれていないことを確認してから刺せば、真っ直ぐ付けやすいです。
ピンを刺すコツ
専用ピンには針が2本あるため、刺すとき普通の画鋲よりも若干固いです。
スッと刺せなくて、曲がってしまうこともあります。
そんなときは、脱着工具を使ってみましょう。
脱着工具には、専用ピンにちょうどはまる穴があいてます。
フックに軽くピンを刺した状態で、この丸穴とピンを合わせ、手のひらの下あたりでグッと押すと、すんなり刺さってくれます。
取り付け用ガイドを水平に貼るのが難しい
フックも真っ直ぐ設置でき、専用ピンも差すコツがわかれば、苦労することなく設置できるようになります。
そうなると、取り付け用ガイドを壁に水平に貼る最初の作業が一番難しいです。
うちの壁には線のような模様があったので、それを基準に貼りましたが、壁が無地で水平がわかりにくいときは、水平を測る道具を使ってみましょう。
1,000円程度の物もあります。DIYする方は、あると便利です。
跡(穴)について
取り付ける際にできる穴の跡も気になるところですよね。
無印良品の壁につけられる家具は、釘を使わないのでピンの穴だけで済みますが、跡の数・大きさが気になったので、抜いて見てみました。
穴跡の数
専用ピンは1つに針が2つあるので、穴の跡も2つ残ります。
フック取付に2つのピンを使うため、フック1つで跡は4箇所。
この商品はフックが2つあるので、計8箇所の跡が残ることになります。
穴跡の数は、フックの数×4です。
これは他の『壁に付けられる家具』でも同じだと思います。
大きさ
跡の大きさはこんな感じです。
跡の上、取り付け用ガイドのすぐ下あたりにちょっと見えてる穴が普通の画鋲の跡です。
比べると画鋲と同じくらいか、ちょっと大きい感じですね。
針が斜めに入っていくため、すんなり刺さらないと画鋲よりも少し(横に)大きくなります。
とは言え、壁に取り付ける棚にしてはさっぱりした印象ですね。
やはり釘を使わなくていいので取り付けも楽ですし、壁へのダメージも少ないです。
賃貸でも使えるか
跡は画鋲と同等かやや大きい程度ですが、数が多くなるので「部屋の画鋲は何個まで」といった制限があると、厳しいかもしれません。
取り付ける前に大家さんに確認したほうがいいと思います。
「画鋲ならOK」という場合でも、跡は画鋲よりちょっと大きくなる可能性もあるので、後々揉めないために確認したほうが確実です。
LOHACOでも買える
通販サイトのLOHACOでも、壁に付けられる家具を扱っています。
LOHACOは3,240円以上で送料無料。この商品が1,900円なので、2つ以上買えば送料無料になります。
あと、これけっこう重いので(1.3kg)、持って帰るのもなかなか大変でした。
無印良品から家まで距離がある方も、LOHACOのほうがいいかもしれません。
感想
工具不要で、ピンだけで簡単に付けられるのはいいですね。
こういうの時間かかるからやらない派だったんですが、これならパッと取付できるので便利です。
これに文庫本を6冊入れて2週間くらい経ちますが、今のところ落ちてません。
強度も心配ないようです。
部屋がオシャレになり、スペースの有効活用で収納も増えるので、一石二鳥の商品ですね。