イオン系のクレジットカードに、イオンSuicaカードがあります。
イオンカードとしてもSuicaとしても使える、1枚2役のカードです。
イオンとSuicaを使う機会が多い方に便利です。特に、イオンに電車で行く方は節約度も高くなります。
また、Suicaのオートチャージもできます。
ここではイオンSuicaカードの年会費、ポイント還元率、メリット・デメリットなどを紹介します。
もくじ
年会費
まず気になる年会費ですが、永年無料で一切かかりません。
Suicaのオートチャージができるカードは、年会費がかかるものもありますが、イオンSuicaカードは無料です。
さらに嬉しいことに、デポジットも不要。通常、Suicaを発行する際は500円のデポジットが必要ですが、それも要りません。なので、完全無料でSuicaを利用できます。
国際ブランドはVISA・JCB・MasterCardから選べます。
また、ETCカードも無料です。
ポイント還元率
イオンSuicaカードのポイント還元率は、200円で1ポイントの0.5%です。
イオン系クレジットカードで貯まるWAON POINTというポイントが貯まります。
WAON POINTは1ポイントからイオン関連店舗で利用したり、WAONポイントやSuicaに交換したりできます。
等価交換できるので無駄がありません。
また、Suicaオートチャージでもポイントが貯まります。
400円で1ポイントの0.25%です。
オートチャージに限らず、JR東日本での利用分(みどりの窓口や券売機でのSuicaチャージ分、モバイルSuicaなど)は400円ごとに1ポイントです。
チャージする手間が省けてポイントも貯まり、年会費も無料、といいことづくめですね。
詳細 実は別物!イオンの『ときめきポイント』『WAONポイント』『WAON』の違い、ボーナスポイントなどしつこく解説
メリット
Suicaのオートチャージができる!
イオンSuicaカードはオートチャージに対応していることが大きなメリットです。
オートチャージというのは、改札でSuicaをタッチした際、残額が少なくなると自動的にチャージしてくれるシステム。
たとえば、残額が1,000円未満になると3,000円チャージされるというものです。
残額やチャージされる金額は、駅にあるATM『VIEW ALTTE(ビューアルッテ)』で変えられます。
オートチャージだとチャージしなくていいので、かなり時間の節約になります。チャージするために券売機で並んだり、出る前に精算する必要がなくなります。日常的に電車を利用している方には、オートチャージ対応のカードは必須だと思います。
イオンカードの特典
イオンのクレジットカードなので、イオンの特典も受けられます。
20日・30日は5%割引ですし、5のつく日はWAONポイントが2倍です。
また、55歳以上の会員の方は、毎月15日のG.G感謝デーでも5%オフになります。
ポイント還元率は0.5%と一般的ですが、こういった割引を利用することでカバーできます。
詳細 イオン(レイクタウン)で安く、お得に買う方法総まとめ!バーゲン、クレジットカード、株主優待で節約!
映画で300円引き
イオンシネマ(旧ワーナー・マイカル・シネマズ含む)で、イオンSuicaカードで支払うと映画料金が300円引きになります。同伴者は1名まで300円引きです。
通常は1,800円か1,700円なのでちょっと高いですが、300円引きなら「見ようかな」という気持ちになりますね。
また、20・30日は1,100円で見られます。
これは本人のみで、同伴者は適用されません。
モバイルSuicaが年会費無料に!
イオンSuicaカードがあれば、モバイルSuicaの年会費も無料になります。
モバイルSuicaで利用するクレジットカードを登録する際、イオンSuicaカードを登録すると、無料で利用できます。
通常は年会費が1,030円かかるので、これが目的でイオンSuicaカードを作る人も多いです。
ショッピング保険
なんと、ショッピングセーフティー保険も付いてます。
イオンSuicaカードで買った5,000円以上の商品が対象で、偶発的な事故が理由で壊れたりした場合、180日以内なら補償してくれます。
180日はかなり長めですし、年会費無料のカードでショッピング保険があるのは珍しいです。
カード盗難保障付帯
カードの盗難保障も無料で付いています。
カードを紛失・盗難されて不正利用されたときに補填してくれます。
海外・国内旅行傷害保険
イオンカードでは珍しく、旅行保険もあります。
イオン系カードの中でも優秀と名高いイオンカードセレクトでも旅行保険はありませんが、イオンSuicaカードにはあります。
海外は自動付帯(最高500万円まで)で、国内は利用付帯(1,000万円まで)です。
海外旅行は自動付帯なので特に何もする必要はありません。
国内旅行は、イオンSuicaカードで切符などの旅行商品を買うことが条件で、改札を入ってから出るまでが補償されます。
デメリット
イオンSuicaカードのデメリットは、家族カードがないことです。
他のイオンカードには家族カードがありますが、イオンSuicaカードにはありません。
家族で使いたい方にはデメリットになります。
また、オートチャージのポイント還元率が低いこともデメリットといえばデメリットですね。とは言え、年会費無料でオートチャージできるだけでも便利です。
WAONを使う方法
電子マネーは既にSuicaがあるので、イオンSuicaカードでWAONを使いたい場合は別に申し込む必要があります。
この場合、WAONはWAONカードプラスというWAONになります。クレジットカードと紐付けた分離型のWAONです。発行手数料が300円かかります。イオンSuicaカードとWAONカードプラスの2枚持ちになるので、やや不便です。
携帯で使えるモバイルWAONなら、無料で利用できます。
クレジットカードからのチャージも、オートチャージもできます。
審査対象・申込資格
申し込みできるのは、18歳以上で電話連絡が可能な方。
ただし、18歳以上でも高校生は不可です。
まとめ
イオンSuicaカードは、日常的にイオン・電車を利用する方には節約度が大きいと思います。1枚2役なので使う機会も多く、知らず知らずのうちに節約できます。
特典やできることが多い割に、年会費無料なので発行しやすいですね。モバイルSuicaを年会費無料にしたい方にもおすすめです。
また、ショッピング保険や旅行保険が付いているのもメリットです。イオン系カードで旅行保険があるのは珍しいです。
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