楽天モバイルに050データSIM(SMSあり)というプランが登場しました。
今までは『データSIM』『データSIM(SMSあり)』『音声SIM』というプランでした。
このデータSIM(SMSあり)が050データSIM(SMSあり)に変更された形です。
料金はそのままで、通話アプリ『Viber』によるIP電話機能が追加されました。
ここでは、楽天モバイルの050データSIM(SMSあり)のメリット・デメリットを紹介します。
もくじ
050データSIM(SMSあり)とは?
050データSIM(SMSあり)は、今までのデータSIM(SMSあり)が変更されたプランです。
正式には、050データSIM Powered by Viber。
050の電話番号が付与され、ViberでのIP電話が使えます。
料金に変更はありません。
月額基本料 | |
---|---|
ベーシック | 645円 |
3.1GB | 1,020円 |
5GB | 1,570円 |
10GB | 2,380円 |
20GB | 4,170円 |
30GB | 5,520円 |
Viberの通話料金
050データSIMではViberという通話アプリを使います。
Viberのサービスとしては、LINEとほぼ同じです。
テキストでのやり取りもできますし、無料通話も可能です。
通話料 | |
---|---|
Viber宛 | 0円 |
携帯電話宛 | 9.98円/分 |
固定電話宛 | 3.05円/分 |
Viber同士の通話は無料です。
Viber以外に電話する場合『Viber Out』での通話になり、通話料が発生します。
通話料は為替レートによって変動します。
表は2016年9月8日時点の料金です。
メリット
通話料が無料・格安
050データSIMの最大のメリットがこれです。
Viber同士なら無料、Viber Outでも1分約10円なので通話料が安い!
音声SIMだと、半額になる楽天でんわを使っても30秒10円ですから半額です。
電話をよくする方は大幅に節約できます。
友人同士での電話など、ライトな使い方なら050データSIMを使うとお得です。
050の番号がもらえる
050データSIMでは、050から始まる電話番号をもらえます。
そのため、データSIMでも発着信が可能です。
他のIP電話サービスでは、番号がなく、受信する側は非通知になることも多いです。
その場合「今から電話するから非通知でもとってね」と、事前にLINE等で知らせる必要があります。
しかし、050データSIMは番号がもらえるのでその手間はありません。
固定電話や携帯電話に番号を通知できます。
番号取得の追加料金もなしです(ユニバーサルサービス料はかかる)。
デメリット
110・119にかけられない
050データSIMでは、110番や119番など緊急電話に発信できません。
これは、利用する上で絶対に知っておく必要があります。
緊急の番号にかけるのは人生で数えるほどかもしれません。
しかし、いざという時にかけられないというのは非常に不安です。
なので050データSIMでの電話は、メイン回線にはしにくいですね。
もしこれを使うなら、最寄りの警察署や消防署等の電話番号を登録しておきましょう。
これは楽天モバイルの050データSIMに限ったことではなく、IP電話自体の仕様なので仕方がないですね。
データ容量を消費する
また、Viberでの電話はデータ容量を使います。
あまり使いすぎると(通話し過ぎると)、月のデータ容量や三日間の通信制限に引っかかる可能性があります。
■ 3日あたりの通信速度制限
3.1GBプラン:540MB
5GBプラン:1GB
10GBプラン:1.7GB
IP電話は、通信速度と通話品質が比例関係です。
通信制限で遅くなると、通話もしにくくなるので注意が必要です。
お昼の電話は難しいかも
楽天モバイルに限ったことではありませんが、お昼の時間帯は回線が混み合うため、格安SIMだと高速データ通信状態でもなかなかスピードが出ないこともあります。
そのため、お昼の時間帯に電話をするのは、050データSIMでは難しいかもしれません。
まとめ
楽天モバイルの050データSIMなら、Viberを使って電話ができます。
通話料も無料・安いので、節約に大いに役立ちます。
ただし、いくつかデメリットもあるので、それを考慮した上で活用していきましょう。
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