乗り換えでお得な電力会社としてLooopでんきがあります。
Looopでんきは、株式会社Looopが提供する電力プランです。
Looopは、2011年の東日本大震災の際、ボランティアで石巻市・気仙沼市の施設にソーラー発電セットを無償で設置したのをきっかけに設立されました。
主に、太陽光発電事業を行っています。
太陽光、風力、水力といった自然エネルギーを重要視している会社です。
Looopでんきは、料金設定がわかりやすく、しかも安いのが特長。
ここでは、Looopでんきの料金プランやメリット・デメリット、解約手数料などを紹介します。
もくじ
供給エリア
Looopでんきは以下の地域の方が申し込めます。
- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 北陸
- 関西
- 中国
- 四国
- 九州
- 沖縄
電力自由化で電力事業に参入した企業の中でも、かなり広範囲です。
料金プラン
Looopでんきの低圧電力には、『おうちプラン(一般家庭向け)』と『ビジネスプラン(事務所・商店向け)』『動力プラン(マンション共用部、事務所エレベータ等、事務所・商店などの動力向け)』があります。
ここでは、おうちプランの料金を紹介します(料金は税込です)。
エリア | 従量料金(/kWh) | 基本料金 |
---|---|---|
北海道電力 | 29.5円 | 0円 |
東北電力 | 26.4円 | |
東京電力 | 26.4円 | |
中部電力 | 26.4円 | |
北陸電力 | 21.3円 | |
関西電力 | 22.4円 | |
中国電力 | 24.4円 | |
四国電力 | 24.4円 | |
九州電力 | 23.4円 | |
沖縄電力 | 27.0円 |
この料金設定こそ、Looopでんきの大きなメリットになっています。
メリット
基本料金が無料!
何といっても基本料金が0円なのは大きいです。
従来の電力会社では、あまり電気を使わず節約しても基本料金はかかります。
アンペア数が高いとそれだけ基本料金も高くなりますが、Looopでんきなら無料です!
これだけでもかなり節約できそうですね。
(「動力プラン」の場合、基本料金はかかります)
最低月額料金も0円
Looopでんきは最低月額料金も0円です。
使った分だけ電気代がかかる仕組みなので、全く使っていない月は0円で済みます。
そのため住居はもちろん、別荘など利用頻度の低い場所をお持ちの方にもおすすめです。
ただ、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は別途かかります。
違約金・解約手数料もなし
Looopでんきでは、解約する際の手数料もありません。
契約期間は1年契約で自動更新ですが、契約期間内に解約しても、解約金は発生しません。
無料で乗り換えられるのは大きなメリットですね。
従量料金もシンプルで計算しやすい
従量料金がシンプルでわかりやすいのもいいですね。
1段課金で3段階ではないので計算しやすいです。
例えば、月に300kWh使ったら、300×26.4で7,920円とすぐに電気代を計算できます(東京電力エリア)。
駆けつけサービスも
Looopでんきには【かけつけるーぷ】というサービスもあります。
電気が付かない、コンセントが焦げ臭いなど、電気のトラブルに24時間365日で駆けつけてくれます。
出張費、60分以内の作業費が無料。
ただし、特殊工具や部品交換が必要な場合など、別途費用が発生するケースもあります。
現時点では、東京電力エリアのみのサービスです。
デメリット
料金が変わる可能性
現在は非常に魅力的な料金プランですが、これは変わる可能性があるようです。
公式サイトでは以下の様に説明されています。
諸般の事情により、料金を改定させていただこくことはあります。その際は、当然ながら、猶予期間をもって、お客様にお知らせをいたします。
ただ、解約手数料が無料なので、思った以上に高くなったときは乗り換えやすいです。
支払いはクレジットカードのみ
Looopでんきの支払いはクレジットカードだけです。
コンビニ払いなどはできません。
検針票・領収書が発行されない
検針票や領収書の発行がありません。
こういった情報は、ネットのマイページでの確認になります。
請求書はマイページで印刷できます。
支払方法がクレジットカード限定なのもそうですが、安い料金を実現させるためにこのあたりのコストをカットしているようですね。
まとめ
Looopでんきは、安くてわかりやすい料金設定が魅力です。
特に、基本料金0円の節約効果が大きいので、これによって電気代をかなり安くできる方も多いと思います。
いくつかデメリットもありますが、解約手数料が無料なので乗り換えやすいです。
■ 重要事項の確認・お申込みは以下からできます
【Looopでんき】(公式サイトへ)