「格安SIMは初めてで不安…」「とにかく信頼できるMVNO(業者)がいい!」
そんな方には、IIJmio(アイアイジェイミオ)がおすすめです。
IIJmioは、インターネットイニシアティブ(IIJ)が運営する格安SIM・格安スマホ業者です。docomoの回線を利用しています。20年を超える歴史があり、サポート体制も充実。ユーザーからも高評価で、2015年には満足度に関する賞も受賞しています。
ここでは、IIJmioの料金プラン、通信速度、メリット・デメリットについて紹介します。
特典やキャンペーン内容はすべてIIJmio公式サイトの内容が正となります。
もくじ
料金プラン
IIJmioでは、音声通話のできるプランと、データ通信のみのプランがあります。データ通信のみでは、オプションとしてSMS機能(+140円/月)をつけられます。
音声通話できるプランは、みおふぉんという愛称でも呼ばれています。
料金は以下の通りで、価格は税別です。
データ通信専用 | 音声通話あり(みおふぉん) | |
---|---|---|
3GB | 900円 | 1,600円 |
6GB | 1,520円 | 2,220円 |
12GB | 2,560円 | 3,260円~ |
最大送受信速度 (タイプD) |
NTTドコモのLTE/3Gエリア 下り:最大1,288Mbps 上り:最大131.3Mbps |
|
通話料 | – | 20円/30秒(専用アプリでの割引あり、後述) |
SMS利用料 | 140円/月 | – |
初期費用 | 3,000円 SIMカード発行手数料は394円(タイプD)or 406円(タイプA) |
|
最低利用期間 | 利用開始日の翌月末日まで | |
解約料 | – | (12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円 |
IIJmioでは、高速通信できる容量のことを【クーポン】、1ヶ月に使える容量を【バンドルクーポン】と呼びます。
クーポン非適用時、つまり低速時の通信速度は、最大200kbpsです。
12GBはファミリーシェアプランで、最大10枚までのSIMカードの追加(2,000円/1枚)、SIMカードの削除ができるプラン。追加せずに1人で使うこともできます。他の3GBと6GBはSIM2枚までです。
音声通話では、最低利用期間は短いものの、音声通話機能解除調定金という名の解約料がかかります。要するに、1年以上利用しないと、辞める際お金がかかります。ただ、一律でないのは良心的ですね。
データ通信専用の場合、最低利用期間は最大2ヶ月で、解約料はありません。
メリット
サポート体制の充実・安心感
IIJmioには色々メリットがありますが、最たるものは『安心感・信頼性』です。
サポートが充実しているので、ユーザーは安心して利用できています。
たとえば、何かわからないことがあったら電話での問い合わせはもちろん、ツイッターで聞くこともできます。ユーザー個人に関わることは、IIJサポートセンターでの対応になりますが、誰にでも当てはまるような質問なら、ツイッターでも気軽に質問できます。
その他、情報提供もツイッターで行っています(IIJmio(@iijmio)さん | Twitter)。
IIJmioは、いい情報だけでなく不都合なことも積極的に開示していて、この姿勢が評価されています。
本日は、月末の弊社システム調整作業のため、BIC SIMカウンター、イオンSIMコーナーの即日SIM発行の受付を開店時間から休止いたします。お急ぎでないお客様は明日以降のご来店もご検討ください。作業終了しましたら、当アカウントからつぶやきます。何卒お待ちください。
— IIJmio (@iijmio) 2015, 8月 31
ミスの指摘にも真摯に対応。
(すみません、先ほどのTweetにおいて、ZenPadと書くべきところが誤ってZnePadとなっていました。ご指摘いただいた皆様ありがとうございます。またASUS様には大変申し訳ありませんでした。深くお詫びいたします。)
— IIJmio (@iijmio) 2015, 8月 21
こういったユーザー目線の対応・サポートにより、賞も受賞しています。
格安SIMに慣れていない方も、安心して利用できます。
高速通信での制限がない
低速時では制限がありますが(3日あたり366MB)、高速通信時は制限がありません。
他のMVNOでは、データ容量を使いきっていなくても、『3日で500MB以上使ったら制限』といったところが多いです。
しかしIIJmioでは、クーポン残量があり高速通信の状態なら、規制されることはありません。「月に数日だけ、めいっぱい高速通信したい!」という方にもいいですね。
バースト機能
IIJmioでは、バースト機能を採用しています。
バースト機能とは、低速時、最初の数秒だけ200Kbps以上のスピードで読み込むものです。これにより、軽いサイトであれば、低速時でもストレスなく見ることができます。
他のMVNOでは、DMM mobileにもバースト機能があります。
余った容量の繰り越し可能
高速通信のデータ容量が余ったら、翌月に繰り越すことができます。
たとえば、5GBプランで3GBしか使わなかったら、翌月は【5GB+余った2GB】で7GB使えます。
節約した分が無駄にならないのでいいですね。
アプリ「みおぽん」で高速通信の切り替えカンタン
IIJmioでは、みおぽんという専用アプリを提供しています。
これを利用すると、高速通信のオン・オフの切り替えが簡単にできます。
「メールチェックや軽いネットサーフィンは低速、動画をみるときだけ高速で」といった使い分けが楽になります。
データ容量の確認もできるので、節約して容量を使うことができます。
電話料金も安い
通常の通話料は、30秒ごとに20円。
ですが、相手の電話番号の最初に「0037-691(専用のプレフィックス番号)」をつけると、半額(30秒10円)になります。何だか面倒くさそうですが、専用のアプリ「みおふぉんダイアルアプリ」を利用することで、自動的にこの番号をつけて発信されるので使い勝手は良いです。相手には、このプレフィックス番号は表示されません。
さらに、ファミリー通話割引もあります。
同じmioID内で契約中のみおふぉん同士であれば、30秒16円になります。
これは普通にかけた場合なので、アプリを利用すれば30秒8円まで安くなります。実に60%引きです。たった12円ですが、電話をよくする場合、これが大きな差になってきます。
電話をよく利用する方、特に家族との電話が多い方は、IIJmioで節約できると思います。
電話に強い格安SIMだと、他にY!mobileもあります。
デメリット
プラン数が少ない
高速通信のデータ容量が、3GB、5GB、10GBと3つしかありません。
使うデータ容量がはっきり決まっていて、ピンポイントで利用したい方には合わない可能性があります。
プランが物足りない方は、DMM mobileをチェックしてみましょう。
DMM mobileは、IIJmioの設備を借りて運営しているため、通信速度や品質はほぼ同じです。バースト機能が使えるのもそのためです。
なので、DMM mobileで試してからIIJmioを利用する、という方法もあります。
DMM mobileでは、高速通信が使えない最安のライトプランでも、バースト機能を使えます。月500円以下なので、お試しにはもってこいです。データSIMプランなら解約手数料も無料です。ただ、2社利用するので、初期費用の3,000円は余計にかかります。
通信速度
「めちゃくちゃ速い!」ということはありませんが、普通に使う分には満足できるスピードが出ています。
格安SIM利用者が増えているため、全体的に速度は落ちてきていますが、その中でもIIJmioはユーザー目線で善戦している感じです。
地域によって違いますが、おおむね1Mbps以上出ることが多いようです。
ただ、お昼など回線が混み合う時間帯は、1Mbpsをきることもたまにあります。IIJmioに限らず、docomo回線を使っているMVNOは、どこも同じような感じです。
やはり通信速度で言えば、au回線を使っているUQ mobileが強いです。
iPhoneも使える
IIJmioはiPhoneも利用可能です。
最新のiPhone6、iPhone6 Plusはもちろん、iPadも対応しています。
詳細 今話題の格安SIM。動作確認済み端末チェックできます/IIJmio
docomoのiPhoneであれば、何もせずSIMカードを付け替えるだけで利用できます(SIMロック解除不要)。
au、SoftBankのiPhoneは使えないので、SIMフリーのiPhoneを買う必要があります。
SIMフリーiPhoneは、「技術基準適合認定」マークがあるものは、動作確認済で利用可能です。
キャンペーン
IIJmioではキャンペーンも定期的に実施しています。
特に、同社サービスの『IIJmioひかり』との同時利用でのキャンペーンをよくやっています。「2年間ずっと、月額料金が150円安くなる!」といった内容が多いので、けっこうお得です。
まとめ
IIJmioは安心して使える格安SIMを探している方におすすめです。
サポートが充実していて、ツイッターでも気軽に質問できます。情報提供も逐一してくれるので、安心感があります。
バースト機能や容量の繰り越しなど、使い勝手も良いです。
専用アプリやファミリー割引で通話料が安くなるのも見逃せません。
アプリを使えばデータ容量も節約しやすいので、無駄なく使える格安SIMです。
通信費節約の選択肢のひとつに入れてみましょう。