瀬戸内海の島々を自転車でまわろうと思っている方。
せとうちサイクルーズPASS(せとうちサイクルーズパス)をゲットしましょう!
せとうちサイクルーズPASSがあれば、船の乗船料が割引になったり、オリジナルグッズをもらえたりします。
利用条件、割引運賃、もらえる場所などをまとめました。
せとうちサイクルーズパスとは
自転車と一緒に船に乗る際、乗船料で割引運賃が適用されるカードです。
割引になる条件は以下の2つ。
- 瀬戸内海の島に行く船に(全てではありません)
- 自転車を持って乗る
通常、自転車と一緒に乗ると+20円とか自転車運賃が余計にかかります。
その負担を軽くしてくれるのがせとうちサイクルーズパスです。
有効期限は発行日から3日間。
島に行く全ての船で割引があるわけではありませんが、適用されるところはかなり多いです。
- 呉←→倉橋島
- 呉中央←→江田島
- 広島←→江田島
- 広島←→似島
- 広島←→松山
- 広島←→呉中央
- 柳井←→松山
- 忠海←→大久野島
- 竹原←→大崎上島
- 大崎上島←→大崎下島
- 尾道←→向島
- 三原←→因島
- 須波←→生口島
- 大久野島←→大三島
- 岡村←→今治
- 今治←→大三島
など、書ききれないほどあります。
割引率は船舶会社によって違う
せとうちサイクルーズパスは、一律何%割引と決まっているわけではなく、乗る船によって違います。
最も割引率が高いのは、呉と倉橋島を結ぶ音戸渡船で、160円が80円になります。実に50%の割引率です。片道分の料金で往復できてしまいます。
割引額で言えば、広島(宇品)←→松山(観光港)の瀬戸内海汽船・石崎汽船では、4,030円が3,600円になります。400円以上安くなるので絶対使いたいですね。これも、往復することを考えるとかなり節約になります。
割引運賃のある船やパス発行所、時刻表などはこちらのサイトでチェックできます。
参考 中国運輸局ホームページ(瀬戸内サイクルーズPASS)
場所によっては、自転車なしで普通に乗るより、自転車ありでパスを使ったほうが安くなるところもあります。
発行場所
もらえる場所は、レンタサイクルや観光案内所、港など。
発行手数料は無料です。
私はしまなみ海道に行った際、尾道のレンタサイクル(駅前港湾駐車場)でもらいました。
あまり知名度がないからか、レンタサイクルのおじさんとこんなやりとりに。
すいません、せとうちサイクルーズパスもらえますか?
え、何ですかそれ?
あのー、自転車と一緒に乗るときの乗船料が割引になるやつなんですけど…。
あー、あれか。でもそれってしまなみ海道で使えるんだっけ?
まあいいや、とりあえず持ってくるね。
ど、どうも。
かなり不安になりましたが、無事使えましたよ。
尾道から向島に行く際、福本渡船を利用しましたが、通常70円のところ、せとうちサイクルーズパスを見せて60円になりました。
他には以下の様な場所でもらえます。
- 尾道駅観光案内所
- 港湾駐車場
- 境ガ浜マリーナ
- 土生港
- 瀬戸田町観光案内所
- サンライズ糸山
- 三原港
- 須波港
- 忠海港
- 竹原港
- 安芸津港
- 瀬戸内海汽船
- 宇品海運、など
港や観光案内所、レンタサイクルならだいたいもらえる感じですね。
それ以外では、グランドプリンスホテル広島でももらえます。
ホテル前に桟橋があって、そこから宮島・江田島・呉などに行けるので、せとうちサイクルーズPASSも取り扱っています(宮島へ行く場合は割引はありません)。
発行場所(地図)は以下のサイトがわかりやすいです。
参考 http://www.chu-ships.jp/setouchi%20shimanami.html
まとめ
割引率・割引額はそれぞれ違いますが、無料でもらえるので利用したほうがいいですね。
観光案内所や港など、比較的行きやすい場所でもらえるので、ついでにもらって安く船を利用しましょう。
広島を中心に紹介しましたが、神戸、岡山、高松から小豆島に行くときなども使えます。【自転車で瀬戸内海の島に】というときは、せとうちサイクルーズPASSで節約しましょう。
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