冬の節約術は、エネルギー消費を抑え、生活コストを削減するために有効です。寒い季節には暖房や光熱費がかさみがちですが、工夫を凝らせば無駄なく暖かさを保ちつつ節約できます。以下に、冬に特に効果的な節約術をいくつかご紹介します。
当たり前のこともありますが、参考にしてみてください。
もくじ
暖房の使い方を見直す
暖房を使う際の工夫で、大きな節約ができます。
部屋ごとの温度管理
温度設定を見直す:
部屋全体を暖める必要はなく、使っていない部屋の暖房を消すことが大切です。例えば、寝室やキッチンはあまり暖房を使わなくても過ごせることが多いです。
温度設定を15~20度に保つ:
暖房を強くしすぎず、適温を保つことが節約になります。最近のエアコンなら、室温が20度程度でも十分暖かさを感じられる場合が多いです。
扇風機やサーキュレーターの利用
暖房を効率よく部屋全体に行き渡らせるために、サーキュレーターや扇風機を使うと効果的です。暖かい空気は上に溜まりやすいので、上の空気を循環させるようにサーキュレーターを活用すると、部屋全体が暖かくなります。
サーキュレーターは上下左右首振りできるものがおすすめです。私は、安いので左右のみを買ったのですが、結果後悔しました。
こたつや電気毛布を活用
部屋全体を暖房するのではなく、部分的に暖かさを取る方法として、こたつや電気毛布を利用するのが効率的です。体温を直接暖めることで、全体的にエネルギーを使わずに済みます。
今はテーブル型のものもあるので、足が悪い・立ち上がるのが大変という方は活用してみましょう。
こたつだと大掛かりすぎる場合は電気毛布がおすすめ。
電気代的にもかなり節約できます。
例えば、こちらの電気毛布は、強でも1時間あたり約0.7円※で、デスクワークなどに最適です。
※消費電力:40W、電気代目安(1時間あたり):弱=約0.4円/適温=約0.5円/強=約0.7円(1kW/h当り27円として計算)、表面温度(目安):弱=約23度/適温=約33度/強=約53度
暖房の効率を上げる
カーペットやラグ:
床からの冷気を防ぐために、カーペットやラグを敷くと暖かさが保たれます。
断熱効果を高める:
窓からの熱の逃げを防ぐために、厚手のカーテンを使ったり、窓に断熱シートを貼ったりすると、暖房効率が上がり、暖房の使用量が減ります。
実際に、以下の節約術で稼働時間が短くなった印象。
光熱費の節約
光熱費を抑えるためのコツをいくつか紹介します。
エアコン・暖房器具の使用効率を高める
エアコンのフィルター掃除:
エアコンや暖房器具のフィルターが汚れていると効率が悪くなり、余計な電力を使ってしまいます。定期的にフィルターを掃除することで、エアコンや暖房の効率をアップできます。
お風呂の温度設定を工夫
シャワーの使用時間を短縮:
長時間のシャワーは水道代やガス代がかさみます。できるだけシャワー時間を短くするだけで、かなりの節約になります。
お湯を溜める際の工夫:
お湯を沸かす際は、必要な分だけ沸かし、無駄にお湯を出しっぱなしにしないようにしましょう。また、浴室のドアを閉めておくことで、お湯の温度が長時間保たれます。
高効率の家電を使う
省エネ家電:
電気代を節約するために、省エネ家電を選ぶのも一つの方法です。特に冬は暖房やお湯を使う時間が長くなるため、古い家電から省エネ性能の高い製品に切り替えると、光熱費を抑えることができます。
食費の節約
冬は暖かい食事を作りたくなりますが、食費も抑えられる方法があります。
お鍋を活用
一品料理:
お鍋料理は、一度にたくさん作れるので、食材を無駄にすることなく経済的です。また、余ったお鍋を次の日にリメイクして食べることもできます。
冷凍保存を活用
まとめて調理して冷凍:
一度に多くの料理を作って冷凍保存すると、食材の無駄を減らし、外食やデリバリーの回数を減らすことができます。例えば、スープや煮物、カレーなどは冷凍しておくと便利です。
個人的には、スペースの有効活用のため丸より四角い容器がおすすめ。
旬の食材を使う
季節の食材を活用:
冬の旬の食材(例えば大根、白菜、かぶなど)は安価で栄養価も高く、手軽に美味しく料理ができます。これらを中心に食事を作ると、食費を抑えることができます。
とは言え、最近はキャベツなどの野菜も高いので、スーパーでの安売りを見つけるのが重要です。
衣類の節約
寒い季節に重宝する衣類でも、工夫することで節約が可能です。
重ね着を工夫
インナーウェアやカーディガンを活用:
暖房を強くしなくても、重ね着することで体温を保てます。ヒートテックやフリースなどの暖かい素材を重ね着することで、エネルギー消費を抑えられます。ヒートテックの極暖はガチです。
外出時の暖かい服装
外出時には、厚手のコートやダウンジャケットを着ることで、外気の冷たさをしのぎ、暖房を強くしなくても済むようになります。また、手袋や帽子も温かさを保つために有効です。
不必要な出費を抑える
冬は特別なイベントやセールの時期でもありますが、出費を抑えるために以下のことに気をつけましょう。
セールや割引を活用
冬物衣料や家電のセール:
年末年始のセール、ブラックフライデーなどで、衣料品や家電を割引価格で購入することができます。ただし、必要ないものを買わないようにすることが大切です。
不要な外食を減らす
自宅で料理:
寒い季節は外食したくなりがちですが、自宅で暖かい料理を作ることで節約できます。特にお鍋やスープ、煮込み料理は簡単で温かく、外食費を減らすことができます。
風邪やインフルエンザに注意
節約の観点からも、病は大敵です。
病院代・薬代はもちろん、普段通りの生活ができないため出費がかさみがちになります(食事を出前にする等)。
風邪やインフルエンザにかからないような生活を心がけましょう。
まとめ
冬の節約術は、光熱費や食費、衣類などの日常生活の中で工夫をすることから始まります。暖房の使い方や食事の準備、衣類の選び方を見直すだけで、冬のコストを大幅に削減できます。また、エネルギーを効率的に使いながら、無理なく暖かく過ごすことができるので、寒い季節を快適に、そして経済的に乗り切ることができます。