楽天は、楽天市場をはじめ色々なサービスを提供していますが、格安SIMの楽天モバイルもあります。
docomoの回線を使ったMVNO(格安SIM業者)です。
格安SIMとしての低料金プラン、楽天ならではのサービスがメリットです。楽天ユーザーの方は、お得に利用できる確率が高いです。
ここでは、楽天モバイルの料金プラン、メリット・デメリット、通信速度の口コミ・評判などをまとめています。
もくじ
料金プラン
高速データ通信の容量は、ベーシック(なし)・3.1GB・5GB・10GB・20GB・30GBの6プランあります。
そこにSMS対応にするか、通話対応にするかでプランが決まります。
SMS対応で+120円(30GBのみ+70円)、通話対応で+700円です。
プラン | ベーシック | 3.1GB | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB |
---|---|---|---|---|---|---|
データSIM | 525円 | 900円 | 1,450円 | 2,260円 | 4,050円 | 5,450円 |
050データSIM (SMSあり) |
645円 | 1,020円 | 1,570円 | 2,380円 | 4,170円 | 5,520円 |
通話SIM | 1,250円 | 1,600円 | 2,150円 | 2,960円 | 4,750円 | 6,150円 |
通信速度 | 200Kbps | 下り最大:150Mbps、上り最大:50Mbps | ||||
最低利用期間 | 通話SIMのみ1年間。期間内解約で違約金9,800円 |
データSIMのプランは最低利用期間がないので、いつやめても解約料が発生しません。
3日間の通信量制限は以下の通りです。
3.1GBプラン → 540MB
5GBプラン → 1GB
10GBプラン → 1.7GB
それぞれ直近3日間で、以上のデータ容量を超えると通信速度が200Kbpsに制限されます。
ベーシックプランは、最大通信速度が200Kbpsまでしか出ないプランです。
高速通信が出来ないため、かなり安くなっています。
動画を見たり、普通に使うには厳しいですが、軽いサイト閲覧やメールチェックであれば200Kbpsでも問題なくできます。
2台目として使う場合など、補完的にスマホを使いたい方におすすめです。
通話SIMでは、MNP(番号ポータビリティ)対応なので、今使っている番号をそのまま使えます。
通話ありの3.1GBの1,600円を選んだとすると、大手キャリアのスマホ代が平均7,000円ほどですから、5,000円以上も節約できる計算です。
メリット
通信速度が速い
楽天モバイルは、通信速度にも定評があります。
UQ mobileには劣るものの、10Mbps以上出ることもよくあるようです。
普通の格安SIMと同じくらいかそれ以上、というイメージです。
しかし、最も遅くなるお昼の時間帯は、0.5~1Mbpsほどになることもあります。
テザリングできる
楽天モバイルはテザリングにも対応しています。
テザリング対応機種であれば、他のスマホやタブレットなどでもインターネットができます。
楽天ポイントが貯まる!使える!
楽天モバイルというだけあって、支払いで楽天スーパーポイントが貯まります。100円ごとに1ポイント(事務手数料と端末費用は付与対象外)。しかも通常ポイントです。
この1%のポイント還元によって、利用料以上に安くなります。
楽天ポイントは楽天関連で使えますし、楽天Edyに交換できるようになったので、コンビニなどでも利用可能です。
また、スマホ代や月額料金等を楽天ポイントで支払うこともできます。
「楽天ポイントが貯まってるけど使い道に困っている」という方も、候補になると思います。
格安スマホは楽天ポイントで支払える!
※画像の機種は現在取扱っていない可能性があります。
楽天モバイルでは、格安スマホ(SIMとスマホのセット)もあります。
楽天ポイントで端末代の支払いもできます。支払いで使えるポイントの上限は30,000ポイントです。【端末代-楽天ポイント】が端末代となり、残りを分割で払うシステムです。
格安スマホでXperiaだと!?利用できる格安SIM業者(MVNO)を比較でも紹介しましたが、格安スマホとしてXperiaを取り扱っているのは魅力ですね。
追加:現在はXperiaの取扱を終了しています。
Xperiaは、iPhoneに負けず劣らずのAndroidの人気機種です。
価格は一括で払う場合は54,800円(税込59,184円)、分割払い(24ヶ月)なら月2,466円(税込)と高めですが、分割でデータSIMのベーシックプランなら、税込3,033円/月でXperiaを使えます(プラン税込567円+端末代2,466円)。
Xperiaはおサイフケータイも利用できるため、使い勝手も抜群です。
Xperiaを格安SIMで使いたい方も、楽天モバイルは候補になります。
参考 動作確認済み端末一覧
デメリット
かけ放題プランがない←登場!
楽天モバイルのデメリットは、強いて言えばかけ放題プランがないことですね。
大手キャリアのスマホと比べると、電話料金が弱点です。
と言っても、これは楽天モバイルに限らず、他の格安SIMでも同じです。
通話料は、普通に使えば30秒で20円ですが、楽天でんわというアプリを使えば30秒10円で通話できます。
【追記】5分間の制限つきですが、かけ放題オプションが登場しました。
https://setuyaku-method.com/rakutenmobile-freecall/
スマホセットの分割払いは楽天カードのみ
また、スマホとセット申し込みで分割払いの場合、支払いは楽天カードしか使えない、ということもあります。
「楽天カードを持っていない」「作るのが面倒」という方にはデメリットですね。
楽天カードは年会費無料で審査もスピーディーですので、これを機に発行するのもいいと思います。
https://setuyaku-method.com/rakuten-card/
キャンペーン盛り沢山
楽天モバイルでは、以下のようなキャンペーンがあります。
- 月額利用料が1ヶ月無料【データSIM、通話SIMともに】
- エントリー + 申し込みで契約期間中、楽天市場でポイントが常に2倍【通話SIMのみ】
- 端末とセット申し込みで最大10,000ポイント【データSIM、通話SIMともに】
- 楽天でんわを同時申し込みで1,500ポイント【通話SIMのみ】
- 中古の携帯電話・スマホを売って4,000ポイント【通話SIMのみ】
楽天らしく、いろいろなポイントバックが用意されています。
特に、通話SIMを考えている方はメリットが大きいですね。
楽天モバイルの詳細・お申し込み、キャンペーン情報、料金シミュレーションは以下からできます。
楽天モバイル(公式サイト)