確定申告の季節ですね。
確定申告の節約といえば青色申告です。青色申告にすれば65万円の控除が受けられます。
大きな節約(節税)になるので、大変ですがやる価値はあります。
青色申告などの確定申告には、データを自動取得できるクラウド会計ソフトが便利です。
個人的にはマネーフォワード クラウド確定申告を使ってるんですが、freeeもちょっとさわってみていい感じだったので、比較しつつ紹介します。
freeeのメリット
データの自動取得
freeeでは、銀行口座やクレジットカードのデータを自動取得できます。
これがクラウド会計を使う一番のメリットです。
自動取得した後は、確定申告で使うデータを仕訳するだけでいいので、最小限の作業で済みます。
Macにも対応。スマホでも
freeeはWindowsだけでなくMacにも対応。スマホでも使えます。
ネット環境があれば使えるので、忘れる前にその場ですぐ仕訳できます。
レポート自動作成
データを入れておけば、レポートも自動で作ってくれます。
ビジネスをしている方には地味に嬉しい機能ですね。
他にもクラウドならではの便利な機能が満載。
このあたりはマネーフォワード クラウド確定申告とだいたい同じですね。
より初心者向け
freeeは、マネーフォワード クラウド確定申告よりも初心者向けの印象です。
科目選択も色分けしてあったり、詳しい説明もあるので、簿記知識がない人も使いやすいです。
ただ、知識のある人からすれば、それが逆にややこしくなる可能性も。
「詳しい説明は不要」という方には、見にくいと感じることもあるかもしれません。
なので、
まったく経理がわからない → freee
ちょっとわかる → マネーフォワード クラウド確定申告
にするといいと思います。
無料プランもあるけれど…
freeeにはお試しプラン(無料プラン)もあります。
なので、まずはお試しプランを使って雰囲気を確かめ、使いにくかったらやめることもできます。
しかし、お試しプランにはいくつか制限があるので、ずっと無料でやっていくのは難しい感じです。
【無料プランの制限】
データ保存期間:1ヶ月
決算書(申告書):プレビューのみ。出力は不可
サポート:メールのみ
データ保存が1ヶ月というのは厳しい…。青色申告書を出力できないのも不便です。
有料会員(個人事業主プラン)になるとこれが無制限になります。
申告書も青色・白色申告ともに対応し、サポートはチャットも利用できます。
制限なしの個人事業主プランは月980円、年間9,800円で利用できます。
ちなみにマネーフォワード クラウド確定申告は、無料プランでもデータ保存期間の制限がありません。
月間仕訳件数が15件までという制限がありますが、仕訳件数が少ないなら、なんとかやっていける感じです。
有料会員(ベーシックプラン)は月800円、年間だと8,800円です。
値段的にはマネーフォワード クラウド確定申告のほうがちょっとお得です。
https://setuyaku-method.com/mf-cloud/
まとめ
freeeは、やや初心者向けに作られている感じですが、機能的にはマネーフォワード クラウド確定申告とほぼ同じ印象でした。
こういったソフトは、好みや作業しやすさに個人差があるので、両方試してみて、使いやすい方を使うといいと思います。
両方とも無料プランがあるので、比較検討はしやすいです。
クラウド会計ソフト freee(公式サイト)
マネーフォワード クラウド確定申告(公式サイト)