通販サイト大手のAmazonには、プライム会員という有料会員サービスがあります。
今までは「どうせ早く届くだけでしょ」という認識だったんですが、これがかなり充実してきてるんですよね。
商品が早く届く『お急ぎ便』を基本として、追加料金無しで色々なサービスが加わっています。特に、動画見放題の『プライムビデオ』、音楽聴き放題の『プライムミュージック』の登場で人気がぐっと高まってます。
Amazonプライムは、Amazonをよく利用している方のメリットが大きいですが、他の見放題・聴き放題サービスを使っている方も、こっちにすると節約できるかもしれません。
ここでは、Amazonプライムの料金、サービス内容、利用の注意点などを紹介します。
もくじ
Amazonプライムの料金・年会費
Amazonプライムの利用料金は、年会費5,900円です。
一見するとちょっと高い気がしますが、月額にすると490円ほどなので格安です。
ビデオ見放題サービスだけでも安いですが、これに加えて『音楽聴き放題放題』『商品も早く届く』となればお得ですよね。
Amazonプライム会員は、30日間の無料体験期間があり、それが終わったら年会費4,900円がかかるシステムです。無料体験はいつでもキャンセルできます。
年間プランに加えて、月間プラン600円(税込)もあります。
無料体験でも以下のサービス・特典を利用できます。
メリット・Amazonプライムで受けられるサービス
お急ぎ便・お届け日時指定便が使い放題
有料サービスのお急ぎ便、お届け日時指定便を無料で利用できます。
Amazonは、プライム会員でなくてもけっこう早く届きますが、これがもっと早くなり、当日配送なども可能です。
こういうのは、すぐに必要な日用品を買うとき便利ですね。
Amazonプライムビデオで動画見放題
人気なのがこの「Amazonプライム・ビデオ」です。
映画やテレビ番組、アニメなどが見放題になります。
これによって、Amazonプライムの注目度がぐっと増しました。
動画見放題サービスは、Huluやネットフリックスが有名ですが、それに比べても安い印象です。
Amazonオリジナルコンテンツ等もあり、見応え十分です。
対応デバイスは、テレビ、パソコン、モバイル端末、ゲームコンソールなど。テレビで見るときは、Fire TVが便利です。
Amazon Music Primeで音楽聴き放題
さらに、プライム会員ならAmazonプライムミュージックも利用できます。
100万曲を超える楽曲と、プレイリスト(数百)が聴き放題に。
プレイリストは、音楽の専門家が選曲したもので、シーンに合った曲を楽しめます。
曲と曲の間に広告は無く、スキップも可能です。
会員限定先行タイムセール
Amazonでは、お得に買えるタイムセールがありますが、プライム会員なら30分も早くアクセスできます。
タイムセールは、開始時間にチェックしてもけっこう売れてることがありますが、プライム会員のサービスだったんですね。
Prime Reading
プライム会員なら、Prime Readingも無料。
小説、ビジネス本、実用書、マンガ、雑誌、洋書など、幅広いジャンルの読みものを様々なデバイスで楽しめます。
これの登場により、次のKindleオーナーライブラリーがプライムのページで表示されなくなりました。ただ、特典としては生きています。
【終了】Kindleオーナーライブラリー
電子書籍を毎月1冊無料で読めるサービスです。
対象は、2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書の対象タイトルのKindle本。
Kindle本をよく買っている方は、これだけでも元が取れるかもしれませんね。
Prime Readingの登場により、Amazonからは見つけにくい感じになってます。
なので探し方は、Googleで『Kindleオーナーライブラリー 対象』という感じで検索するのが一番楽だと思います。
Amazonパントリー←終了
プライム会員は、「Amazonパントリー」というサービスも利用できます。
食品・日用品を中心とした低価格商品をひとつの箱に詰めて送ってくれるもので、取扱手数料は1箱390円。
Amazonは、基本的には通常配送無料ですが、低価格品は送料がかかるものもあります。
Amazonパントリーなら、色々箱に詰めても1箱390円で届けてくれます。
デメリット
デメリットがあるとすれば、料金が年会費制なことですね。
動画見放題でよく比較されるHuluは、月額料金なのでやめるときは最小限のコストで利用できます。
このあたりが月額料金にすると安いカラクリなんでしょうね。
学割 Prime Student
実はAmazonプライム会員は、学生なら安く利用できます。
学割で2,000円以上安くなり、年会費2,950円(または月間300円)です。
年会費を月額にすると245円ほどなので、めちゃくちゃ安いですね。
私が学生の頃にもプライム会員の学割はありましたが、プライムビデオなどはなかったので利用しませんでした。今の学生は羨ましいですね。
さらに、無料体験期間も6ヶ月になります。
あまりにも長いので、無料体験だけで辞めようと思っている方は、登録解除を忘れないようにしましょう。
ただし、無料体験期間中はひとつ制限があります。。
プライムミュージックは有料会員限定で、無料体験では利用できません
無料期間中の制限がなくなりました。
Amazon Studentの条件
学割は相当安いだけあって、利用条件もかなり細かく設定されています。
- 日本の大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生
- 学籍番号・学生用メールアドレス(「ac.jp」等で終わるメアド)がある。ない場合、学生証の写しなどの書類が必要
- 年会費を支払うクレジットカードまたはVisaデビットカードがある
- 未成年者は、親権者または後見人の同意が必要
ちょっと面倒ですが、破格の安さなので利用する価値は大いにあります。
プライム会員解約は期間内に
Amazonプライム利用の注意点としては、キャンセルしないと登録が自動更新されることです。
Amazonプライムは何もしないと自動で更新されるので、やめる場合は期間内に解約手続きしましょう。
無料体験期間も、期間内に解約しないとそのまま有料会員になるので注意して下さい。
まとめ
プライムビデオとプライムミュージックが加わったことで、Amazonがただの通販サイトではなくなった感があります。
Amazonがどんどん便利になる感じで、もしかしたら将来的に公共料金の支払いなんかもできるようになるかも。
プライム会員の充実ぶりを見ると、Amazonのポテンシャルの高さを感じますね。
Amazonプライムの無料体験期間は、30日以内にキャンセルすればお金はかかりません。とりあえずお試しで使ってみて「ちょっと違うな~」と思ったら無料でやめられます。
Amazonプライム(公式サイト)