イオン銀行は、イオンのネット銀行です。
イオンやミニストップを利用している方は、ATMを見たことがあると思います。
ネット銀行はメガバンクに比べると金利が高く、利用すれば利息が多くもらえるので節約になります。
そんなネット銀行の中でも、イオン銀行の金利はトップクラス。
条件を満たせば、非常に有利な金利で利用できます。
ここでは、そんなイオン銀行について解説していきます。
もくじ
マイステージ
イオン銀行にはマイステージというランク制度があります。
そのランクが上がれば金利も上がっていく仕組みです。
※出典:イオン銀行ホームページ
2020年4月30日から上記のように変更されました。
ちなみにその以前は↓
ランクを上げるにはスコアを獲得する必要があります。
具体的には以下の取引でスコアを獲得できます。
※出典:イオン銀行ホームページ
2019年4月から変更
ちなみに2019年4月1日にも変更がありました。
変更点は以下の通りです。
■ステージごとの特典内容の変更(円普通預金金利)■
※2019年4月1日より変更
プラチナ:年0.12%(税引後年0.095%)⇒ 年0.15%(税引後年0.119%)
ゴールド:年0.10%(税引後年0.079%)⇒ 変更なし
シルバー:年0.10%(税引後年0.079%)⇒ 年0.05%(税引後年0.039%)
ブロンズ:年0.05%(税引後年0.039%)⇒ 年0.03%(税引後年0.023%)
なし(イオン銀行スコア:20点未満)店頭金利 ⇒ 変更なし
■イオン銀行スコア配点の変更■
※2019年2月1日お取引実績より適用
対象取引:
・投信自動積立の口座振替 10点 ⇒ 30点
・外貨普通預金積立の口座振替 10点 ⇒ 30点
■ボーナススコアの新設■
※2019年2月1日より
前記の「イオン銀行スコア配点の変更」の対象取引のうち、
・投信自動積立の口座振替
・外貨普通預金積立の口座振替
・iDeCo掛金の口座振替
のうち、同月内に2つ以上のお取引の実績が同月にあった場合、
ボーナススコアとして10点加点。
※イオン銀行スコア配点の変更とボーナススコアの新設は、
2019年2月のお取引実績から適用され、見直し後のスコア配点に基づき決定した
ステージの特典は、2019年4月より適用します。
※判定基準にはその他所定の条件あり。
スコアが3倍になった投信自動積立・外貨普通預金積立の口座振替。
これらを利用していくことがキーポイントになりそうです。
シルバーまではわりと簡単にステージアップ可能
イオンカードセレクトがあれば、シルバーまではけっこう簡単にステージアップできます。
イオン銀行の普通預金金利は0.001%なので、お得ではありません。
使うならステージアップは欲しいところです。
おすすめのステージアップの方法は
・イオンカードセレクトの契約 → 10点
・イオンカードの引落し → 最低10点
・インターネットバンキング登録 → 30点
計50点
これでシルバー達成できます。
イオンカードセレクトがあれば10点もらえるのはけっこう大きいです。
金利は0.05%に。
仮に100万円預けるとすると、年10円しかもらえなかったものが、500円になります(税金は除く)。
しかもこれ、普通預金の金利です。
出し入れしやすいお金なので、お得度はかなり高いですね。
イオンカードセレクトは年会費・入会金無料。つまり、無料で金利を50倍にできます。
イオンカードセレクトについては以下の記事で詳しく解説しています。
イオンをよく利用する方なら、イオンゴールドカードセレクトを目指してみるのもいいかもしれません。あれば一気に40点ですからね。
詳細 イオンゴールドカードの条件と特典まとめ!デメリットは?
イオン銀行の定期預金金利
300万円未満 | 300万円以上 | 3,000万円未満 | 3,000万円以上 | |
---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
3ヶ月 | 0.03% | 0.03% | 0.03% | 0.03% |
6ヶ月 | 0.04% | 0.04% | 0.04% | 0.04% |
1年 | 0.05% | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
2年 | 0.05% | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
3年 | 0.1% | 0.1% | 0.1% | 0.1% |
4年 | 0.1% | 0.1% | 0.1% | 0.1% |
5年 | 0.1% | 0.1% | 0.1% | 0.1% |
※金利は変わる場合があります。
定期預金は、お得でもなければ損でもないという感じ。
手数料
次に、気になる手数料です。
いくら金利が高くなっても、手数料がかかったら元も子もありません。
アクション | 手数料 |
---|---|
イオン銀行ATMから引き出し | 無料 |
みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行からの引き出し | 平日8:45~18:00は無料。それ以外は有料 |
提携ATMからの引き出し | 各ATMの所定手数料が発生 |
イオン銀行間の振込 | 無料 |
他行への振込 | 216円 |
イオン銀行ATMの利用は、24時間365日手数料無料です。
イオン銀行ATMは、『イオン』『ミニストップ』『マックスバリュ』『ダイエー』『マルエツ』『まいばすけっと』など、イオン系列店にあります。
イオンとかは営業時間外は入れないので使えない時間がありますが、ミニストップはコンビニなので、基本的に24時間利用可能です。
他行への振込手数料216円を無料にする方法
手数料でネックになるのが、他行への振込216円だと思います。
これはできれば払いたくないところ。
しかし、以下の条件を満たすと月の振込1回~5回ごとに、無料にできます。
- イオンカードセレクトを持っていて給与振込実績のあった翌々月の他行宛振込 → 月1回
- 1に加え、住宅ローンを利用 → 月3回
- イオン銀行Myステージ特典 → 最大月5回
以前まではWAONポイントでの還元だったのですが、無料に改善されました。
イオンカードセレクト限定のイオン銀行特典
イオン銀行を給与振込口座に指定で10WAON
イオン銀行を給与振込口座に指定すると、毎月10WAONポイントもらえます。
ポイントをWAONに変えて使えば、毎月10円もらえるのと同じなのでけっこうお得。
イオンカードセレクト持ちで普通金利がアップしていれば、給与振込で預金額が増えれば利息も増えて良い循環になります。
公共料金支払い1件につき5WAONポイント
公共料金支払い1件につき毎月5WAONポイントをもらえます。
5件払えば25WAONポイントです。
デメリット
イオン銀行は、イオンを利用しない方やイオンカードセレクトを持っていない方にはそこまでお得ではありません。
普通預金金利も0.001%と低いため、ステージアップが見込めないなら使い道がありません。
まとめ
イオン銀行は、イオンユーザーにお得なネット銀行です。
そしてイオンカードセレクトを持つことでお得にしやすいです。
なんと言っても普通預金金利をアップさせやすいのは強烈ですし、給与振込口座指定で10WAONポイントもお得です。
イオンを利用する方なら、イオン銀行とイオンカードセレクトで効率的に節約しましょう。
イオン銀行(公式サイト)