自動車のコストを抑えるにはカーシェアリングが効果的です。
利用料はかかりますが、車を持つことに比べれば劇的に節約できます。
そんなカーシェアリングのひとつとして、カレコ(careco)があります。
三井のリパークのサービスで、業界最安クラスの料金で車を利用できます。
ここでは、カレコの料金や利用方法、割引サービス、デメリット等を紹介していきます。
もくじ
料金
まず気になるのが料金ですね。
初期費用(0円)+ 月会費(980円)+ 時間料金 + 距離料金
カレコは個人プランの場合、初期費用はかかりません。
月会費は980円です。これも安いですね。
しかもこの980円、時間料金や距離料金に充当可能なんです。
なので、月に980円以上利用する場合、月会費は実質無料と言えます。
また、ガソリン代や保険料も、料金に含まれているのでかかりません。
給油するときは、給油専用カードで給油できます。
料金はクレジットカード払いです。
1ヶ月分がまとめて引き落とされます。
距離料金
距離料金は6時間を超える利用で発生します。
料金は1kmあたり16円です。
ただし、6時間以内なら不要です。
ベーシックプラン、月会費無料プラン、平日プラン
カレコの利用料(時間料金と距離料金)は、選ぶプラン・車種によって変わります。
個人向けプランは、ベーシックプラン、月会費無料プラン、平日プランの3つです。
ベーシックプラン = 平均的に安い。土日も同料金
月会費無料プラン = ちょっと高い
平日プラン = 平日安い。土日は少し高い
平日によく利用する方は、平日プランがおすすめです。
最安車種なら10分90円ですからめちゃくちゃ安い!
ただし、土日は料金が1.5倍くらいになるので、土日に使う方はベーシックプランがいいですね。
数ヶ月に1回などあまり使わない方は、月会費無料プランがおすすめです。月会費が無料なので、安心して利用できます。
月会費無料プランの場合、980円の割引はありません。
【ベーシックプラン】
【月会費無料プラン】
【平日プラン】
※料金やプランは変更になる場合があります
同じカーシェアサービスのタイムズカーシェアは15分220円。5分換算すると、カレコが70円、タイムズカーシェアが約73円。カレコのほうが3円ほど安いです。1時間なら36円、年間100時間使ったら3,600円の差に。無視できない金額になりますね。
キャンセル料
キャンセル料金は、予約開始時間までのキャンセルなら無料です。
予約開始時間を過ぎてからのキャンセルは、キャンセル料がかかります。
予約時間が6時間以内かどうかでキャンセル料金も変わります。
■ キャンセル料
予約時間が6時間以内 → 予約開始時間からキャンセル手続き完了までの時間料金の100%
予約時間が6時間を超える → 予約時間の時間料金の100%
6時間以内なら、すぐにキャンセル手続きしたほうがいいですね。
利用方法
カレコの使い方は、Web予約のみで利用できます。
対面のやり取りは必要ありません。
車が置いてあるステーションは、三井のリパークの駐車場やビルの地下駐車場です。
車の開錠はケータイで行います。
返すときは、乗ってきた元のステーションに駐車します。他のステーションには返せません。
割引・お得なサービス
年間契約割引
年間契約すると、年会費として4,800円かかる代わりに月会費が無料になります。
普通に契約すると月会費は年間11,760円ですから、7,000円ほどお得です。
利用しない月は支払いが発生しないのがメリットです。
ただし、無料利用分はないので、利用が多い方は年間契約だと損する可能性もあります。
学生割引
学生の方なら、4年間の月会費が無料になります。
4年間も無料になるのはお得ですね。
学生なら利用頻度もそこまで高くないので、かなり安く使えます。
給油・洗車でクーポン
利用中に給油や洗車をすると、利用料に使えるカレコクーポン券をもらえます。
10L以上の給油 → 300円分のクーポン
洗車 → 1,500円分のクーポン
パックプラン等で時間が余った場合は、給油や洗車をしておくといいですね。
おでかけ割など期間限定サービス
ゴールデンウィークや夏休みなどのドライブシーズンは、長時間利用でお得なプランが登場することが多いです。
これを利用すればレンタカーより安く済むケースも。
自動的に最安の組み合わせを選んでくれる
カレコは予約時間を決めるだけで、自動で一番安い組み合わせを選んでくれます。
例えば、ベーシックプランで5時間予約の場合。
10分毎だと130円×300分で3,900円ですが、6時間パックなら3,800円で100円安い。
この場合、自動的に6時間パックで計算されます。
延長したときも自動的に安い組み合わせが適用されます。
いちいち安い組み合わせを考える必要がないので便利です。
保険・補償
カレコには保険・補償もあります。
対人 | 1名限度額 無制限 |
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対物 | 1事故限度額 無制限(免責0万円) |
車両 | 1事故限度額 時価額(免責0万円) |
人身傷害 | 1名につき上限6,000万円(無保険車傷害2億円) |
ただし、登録運転者以外による運転での事故、責めに帰すべき事由による損害など、適用されない場合もあります。
デメリット
いいことずくめのカレコですが、デメリットもあります。
それは、東京都内以外はステーションがあまりないことです。
首都圏に住んでいる方は、ステーション数が多いので便利なのですが、他の地域だと現状ほとんどないので利用しにくいです。
カーシェアリングは、家の近くにステーションがあるかが最も重要です。
以下で駅名や住所からステーションを探すことができます。
もしカレコが近くにない場合は、タイムズカーシェアをチェックしてみましょう。
ステーション数ではタイムズカーシェアのほうが多いので、見つかる可能性も高いです。首都圏以外もカバーしています。
まとめ・キャンペーン
カレコならお得な料金で車を使えます。
ガソリン代や保険料はもちろん、税金・駐車場代もかかりません。
車を持つことに比べれば、大幅に節約できますよ。
カレコでは、お得なキャンペーンも定期的に実施しています。
期間中の新規入会で月会費が無料に!
キャンペーンの確認・詳細は公式サイトにてお願いします。
カレコ・カーシェアリングクラブ(公式サイト)