「車に乗りたい!でも高い…」
そんなとき便利なのが、カーシェアリングです。
カーシェアリングは自分の持ち物ではないので、車の維持費がかかりません。そのため頻繁に利用しないなら、買うよりカーシェアリングのほうが圧倒的に節約になります。
そんなカーシェアリングのひとつに、タイムズカーシェア(旧タイムズカープラス)があります。
駐車場のTimes(タイムズ)のカーシェアリングサービスです。保険料・ガソリン代・車検代・駐車場代・税金が無料で利用できます。
ここでは、タイムズカーシェアの料金やメリット・デメリット、節約して利用する方法を紹介します。
もくじ
タイムズカーシェアの利用方法
↓
ネットで予約
↓
カーステーションまで行き、会員カードで車を解錠
↓
車を利用
↓
出発したステーションに車を戻し、カードで施錠
↓
月ごとに一括で料金を支払う(クレジットカード決済)
料金
+
【月額基本料】
+
【利用料金】
+
【補償制度】
初期費用はカード発行手数料です(1人/1枚)。
月額基本料は、個人プラン・家族プランは880円(税込)ですが、学生・法人は無料です。
しかもこの880円、利用料金に充当できます。つまり、880円分は利用料金なしで、無料で使えるんです。なので、よく利用する方は、月額基本料は無料と考えていいと思います。
利用料金は、車種によって「ベーシック」「ミドル」「プレミアム」の3種類があります。ベーシックなら安く、プレミアムならちょっと高いです。
予約開始時間から返却完了時間までの利用分が課金対象。利用時間に応じて最大時間料金が適用されます。
ショートプラン
利用する車によって料金が違います。
クラス | 利用料金 | 距離料金 |
---|---|---|
ベーシック(デミオ、ソリオなど) | 220円/15分(1時間880円) | なし |
ミドル(カローラフィールダー、フリードなど) | 330円/15分(1時間1,320円) | なし |
プレミアム(Audi A1、MINI One CROSSOVERなど) | 440円/15分(1時間1,760円) | なし |
※距離料金は6時間以上利用すると発生します
ざっくり言えば、いい車だと料金が倍になります。
ですが、MINI(BMW)、Audiなどの高級車に15分440円で乗れると思えば安いですね。色々な車種があるので、選ぶ楽しさもあります。
また、プレミアムにはセレナやノアなどのワゴンタイプもあるので、大人数で移動するとき便利です。
詳しい利用料金は以下になります。
最大時間料金がお得
最大時間料金という制度があります。
これは、その時間までならそれ以上はかからないというもの。
例えば、ベーシックで、4時間45分を超えると6時間までは同料金となります。4時間45分で4,290円で、そこからも15分ごとに料金が発生するはずですが、上限が設定されているので6時間までは4,290円で済みます。
6時間乗れば、1時間以上無料で乗れるようなものなのでお得ですね。
予約時に利用時間を指定すると、自動的に最大時間料金(上限金額)が適用されます。
各最大時間料金に達するまでは15分単位での課金。
パック利用の場合、延長料金に最大時間料金は適用されません。
給油代(ガソリン代)・洗車代
タイムズカーシェアでは、ガソリン代も利用料金に含まれています。給油は専用のカードで行うのですが、もし自分が給油した場合は、20リットル以上の給油で30分相当の料金が割引されます。
洗車も同様です。
30分以内に給油や洗車が終われば、残った時間は無料なのでお得ですね。
給油と洗車両方行った場合(20リットル以上の給油+水洗い洗車)、60分相当の料金が割引されます。
割引は1回の利用につき、給油・洗車それぞれ1回だけです。
利用したクラスに応じた時間料金割引。
ナイトパックは適用対象外です(延長利用の際の時間料金についても適用対象外)。
水洗い洗車をした場合は、利用時間内にタイムズカーシェア会員専用フリーダイヤルまたはお問い合わせフォームから連絡しましょう。
事故の補償制度
タイムズカーシェアは、事故に備えての補償も料金に含まれています。
対人補償、対物補償など無制限に補償されます。
ただし、『飲酒運転での事故』『事故の届け出をしていない』など、補償が適用されない場合もあります。
補償金額が発生する場合もありますが、免除される安心補償サービスもあります(加入料金330円/利用)。ただし、全て免除されるわけではなく、適用されないものもあります。
メリット
大幅に節約できる
車を買う場合と比較すると、大幅に節約できます。
車で必要なコストがほぼかからないのがカーシェアリングのメリットです。ガソリン代、駐車場代、税金、保険料、これら全て無料で利用できます。
ざっと計算しても年間10万円以上は節約できますね。また、車自体の購入費数百万円を払わなくていいことを考えれば、節約度は計り知れません。
旅行でも
旅行で使えるのもメリットです。
旅先で車を使おうと思ったらレンタカーですが、タイムズカーシェアのカーステーションがあれば必要ありません。
タイムズではレンタカーサービスもありますが、カーシェアリングのほうがお得です。
レンタカーは『軽タイプ・6時間まで・通常期間』で4,620円。タイムズカーシェアは6時間で4,290円なので、300円ほど安いです。
詳細 標準料金表(軽・ベーシック) | タイムズカーレンタル
ただし、タイムズカーレンタルの会員料金だと3,696円なので会員ならレンタカーのほうがいいかもしれません。
デメリット
空いてないと使えない
カーシェアリングなので、車が空いていないと使えません。
土日などは利用者も多く、使えない可能性もあります。自分が使おうと思っているステーションがどの程度使われているのか、リサーチが必要ですね。
そのため、「必ず車が必要」という方には向いていないと思います。
近くにないと不便
近くにタイムズカーシェアのカーステーションがないと使えません。
田舎だとあまりステーションがないので、その点は不利です。
また、【ステーションまでどう行くか】という問題もありますね。
歩いて行ける場所にあればもってこいのサービスですが、バスや自転車で行くとなると少し面倒かもしれません。
折りたたみ自転車で行って、車に積むのもひとつの方法としてありますが、雨の日は利用しにくいのが難点。また、タイヤの小さいものだと疲れるので、行くまでに体力を使い切ってしまうかも。大人数で利用する場合、車に積むと乗るスペースがなくなることもあります。
そういった問題をクリアできれば、折りたたみ自転車もアリたと思います。安い物なら1万円ちょっとで売ってるので、車を買うことに比べれば微々たるものです。
節約する方法
準備・点検の時間を利用する
タイムズカーシェアでは、準備・点検のための時間が約10分間設定されています。
たとえば、12:00から借りるとその5~10分前の11:50~55から解錠できます。
この10分間は基本的には準備時間ですが、普通に使うこともできます。つまり、10分余計に使えます。
『車に傷がないか』などは事前にチェックする必要がありますが、スムーズにやれば2~3分で済むので、7分くらいは稼げると思います。
ただし、安全確認は必ず行って下さい。
エポスカードを使う
支払いに使うクレジットカードにエポスカードVISAを登録すると、初期費用の1,650円が無料になります(法人・タイムズカーレンタル店舗での受付は対象外)。
エポスカードは年会費無料なので、完全に無料です。
さらに、月額基本料も3ヶ月間無料!
2020.09.30(水)までです。
無料にする方法
まず、EPOSカードを発行します(既にお持ちの方は次へ)。
↓
タイムズカーシェアのご優待 | エポトクプラザの【エポス専用サイトはこちら】から登録すると無料になります。
エポスカードは、この他多くのメリットがあるので、節約に役立ちます。
また、エポスカードを使わなくても、初期費用が無料になるキャンペーンをやっているときもあります。
まとめ
カーシェアリングは、車を買うことに比べると節約度は相当高いです。
「車は毎日使う」という方はカーシェアリングは不便ですが、そうでない方は検討してみましょう。
車を持っていない方はもちろん、持っていても車を持たない生活にシフトできるなら、やってみる価値はあると思います。
タイムズカーシェア(公式サイトへ)
タイムズのレンタカーについてはこちらで解説しています。