LGのプロジェクターMinibeam PH550Gを買ってみました。
結論から言うと、大げさではなく、生活が劇変しました!
80インチほどで見てますが、ホントに部屋が映画館になった感じです。
画面が大きいだけでこんなに変わるものかと感動!
テニスや映画もこれで観れば大迫力!
PS4やSwitchのゲームも、これでプレーすると臨場感がスゴくて本当に面白い!
東京オリンピックもあるので、今からこれで観るのが楽しみです。
ここでは、LGのプロジェクターMinibeam PH550Gの映りやメリット・デメリットなどを紹介します。
スペック・性能
まずは、Minibeam PH550Gの基本スペックから。
【明るさ】最大550ルーメン
【コントラスト比】100,000:1
【サイズ】幅174mm×奥行116mm(レンズなし113mm)×44mm(脚あり48)
【重さ】約0.65kg
【Bluetooth】あり
【スピーカー】1W + 1W(ステレオ)
【バッテリー】あり(最大2.5時間)
【消費電力】55W(最大)
入力・出力(後ろ側)
インターフェイスは、HDMI(MHL)、RGB×1、USB、オーディオ出力など。
付属品
アダプターとそれをつなげる電源ケーブル、リモコン(電池付き)、コンポジット変換、ポーチ、説明書(日本語)。
映り方の写真(カーテン・照明ありなし)
百聞は一見にしかず、ということでMinibeam PH550Gの映り方の写真です。
昼間・カーテンなし
テレビやゲームの映像を載せられれば一番良いのですが、権利の関係があるので自分で撮った写真を載せています。
写真は旅行で撮った室堂平のものです。
カーテンなしだと色が薄くなりますね。
綺麗な映像で見たい場合は厳しいです。
ただ、内容はわかるので、ニュースとか映像にこだわらない番組ならこの状態で普通に見てます。
※台形に見えるのは撮る角度の問題で正面から見れば長方形です
昼間・カーテンあり
昼間でもカーテンを閉めると綺麗に映ります。
ベストは日が落ちて暗くなったときですが、カーテンを閉めればほとんど同じくらいの映り方になります。
夜以外の時間帯でも綺麗に映せるのはメリットです。
夜・照明なし
夜に照明なしなら本当に綺麗に映ります。
テレビの映り方と遜色ないと言っていいと思います。
写真だとあまり昼間・カーテンありと変わらない感じですが、実際に見ると違いはあります。
そこまで明るくない間接照明なら、付いた状態でもけっこう綺麗に映ります。
夕飯を食べながら観ることができるので、間接照明ありでも映ってくれるのは大きなメリットでした。
映り方の感想
最大550ルーメンで大丈夫かなと思ってましたが、想像以上に明るかったです。
実は中華プロジェクターも1つ持っていてそれが3,000ルーメンなんですが、それと同じかそれ以上の明るさ。明るさの基準・数値は会社によってちょっと違うんですかね。
明るい場所で薄く映るのはプロジェクターの特徴なので、映り方での不満は全くありません。
昼でもカーテン閉めれば綺麗に映ってくれたので大満足です。
他にも気に入った点があります。
メリット・気に入った点
明るさを選べる:エコモード搭載
Minibeam PH550Gで一番嬉しかったのがこのエコモード。
『オフ』『低』『高』の3段階あり、明るさを調節できるんです。
プロジェクターは基本的には大画面で見るので、目への影響がちょっと心配ですよね(投写された光を間接的に見るためテレビよりは目に良いとされていますが)。
明るいお昼はオフか低で見て、夜寝る前は高で見てます。
夜に真っ暗な状態で明るいオフでみたら、さすがに目が痛くなったのでこの機能は本当に助かります。
夜寝る前は目に疲れを残さないために暗くしたい。
それがMinibeam PH550Gならリモコンひとつで簡単にできます。
明るさを変えられるのは大きなメリットです。
音が静か
プロジェクターは駆動音が出るものです。
なのである程度は仕方ないと思ってたんですが、このMinibeam PH550Gは相当静か。
持っている中華プロジェクターとは比べ物になりません。
擬音で言うと、
中華プロジェクター「ブアァー!」
Minibeam PH550G「サ~。」
特に、エコモードの低・高にしたとき。
さらに静かになります。
通常が扇風機の弱くらいで、エコモードだと加湿器の静モードくらい。
音が出ていればほぼ聞こえないほど静かになるので、プロジェクターの音を気にする方にもおすすめです。
色などを調整可能
Minibeam PH550Gは、自分で色などの映りを設定で調節できます。
ガンマやエッジエンハンサーなど、聞き慣れない言葉でよくわかりませんが、適当に調節して好みの映りにできました。
カラーと明るさを変えるだけでもけっこう変わります。
ちなみに、紹介した写真の映像はカスタム後のものです。
標準だとちょっと赤・緑が強く、ベタッと色を塗った感じになってます。
最初はこれで見てたんですが、やはりちょっと違和感がありました。
説明書を見てみると調節できるとあったのでやってみました。
結果的に、カスタマイズモードで自分で調節し、テレビとほぼ同じ映りにできました。
Minibeam PH550Gは、シネマ・スポーツ・などあらかじめいくつかモードがあり映り方を選べるんですが、気に入ったのがない場合でも自分で調節できるのがメリットです。
台形補正が自動
台形補正とは、プロジェクターを置く角度が上向き・下向きになると画面が台形になりますが、それを補正して長方形に近づける機能です。
Minibeam PH550Gには、これを自動でやってくれるシステムがあります(縦のみ)。
持っている中華プロジェクターは、ピント調整と同じように手動でやる必要がありました。
リモコンの効きが良い・コンパクト
リモコンの効きもいいです。
持っている中華プロジェクターは、しっかりとプロジェクターに向けないと効きませんが、Minibeam PH550Gはちょっとずれても反応してくれます。
説明書によると、稼働範囲は6m。
手に収まるコンパクトサイズなのも操作しやすいです。
リモコンにあるクイックメニューが便利で、ここからエコモード設定や映像、音などをすぐに変えられます。
このあたりの操作性の高さもメーカー品という感じです。
映像のカスタマイズなどは通常メニューからでき、見やすくわかりやすいです。
タイマー付き
Minibeam PH550Gにはタイマーもついています。
設定しておけばついつい寝てしまっても大丈夫。
夜映画を見ながら眠ってしまうという方にもおすすめです。
サイズ
Minibeam PH550Gのサイズは、
幅174mm×奥行116(レンズなし113)×44mm(脚あり48)
プロジェクターとしてはかなりコンパクトで、この小ささでこんなに綺麗に映るのかと驚きました。
家電は小さいのが正義。
というと言い過ぎかもしれませんが、Minibeam PH550Gの小ささは大きなメリットです。
何かと物が多いリビングにはもちろん、寝室に置いても邪魔にならないサイズになってます。
重さ
650g。
Minibeam PH550Gは小さいだけでなく片手で持てるほど軽いので、持ち運びも楽です。
サイズの小ささと軽さがあるので、普段は寝室で見る。
友人が来たらリビングに持っていきみんなでスポーツ・映画鑑賞、といった場所移動も簡単です。
三脚穴あり
底面には三脚用の穴があります。
そのため、三脚でも設置できます。
プロジェクターの設置で大変なのが高さ調整です。
理想とする場所に映したいときは、あと数センチ高く・低くという調節が必要になります。
そのために本を下に置いたりするんですが、それがなかなか面倒なんですよね。
三脚で設置できれば高さ調整はかなり楽になるので、三脚穴があることは大きなメリットです。
説明書によると、三脚のボルトは4.5mm以下のものが推奨されていて、最大で5.5mm。
5.5mmより長いものを使うと損傷のおそれがあります。
※三脚は別売です
オン・オフが早い:LEDランプ
Minibeam PH550GはLEDランプを使っています。
その特長として、すぐ起動しすぐ切れるということがあります。
オンにして映像が映るまで7秒くらい。
これだけ早いとテレビのように気軽に楽しめます。
長寿命:LEDランプ
プロジェクターにはランプの寿命があります。
そのため、ランプが切れたら交換しないと使えません。
通常の水銀ランプだとこのランプ寿命が短く、使用頻度によって変わりますが、2年ほどで切れるとされています。
しかし、LEDランプなら水銀ランプよりも寿命がかなり長いです。
公式サイトでは、Minibeam PH550Gは約30,000時間使えます。
1日4時間使っても20年使える計算。
20年も使えればもう買い替えてもいい時期ですから、ランプ交換のことは考えなくて済みそうです。
Bluetoothでスピーカーと接続できる・遅延もほぼなし
Minibeam PH550GにはBluetooth機能もあるので、外部スピーカーとコードレスで接続が可能です。
画面が大きくなると次にこだわりたくなるのは音質です。
通常、スピーカーは画面のそばに置きますが、プロジェクターの場合、画面(スクリーン)との距離があります。
Bluetoothならコード不要で接続できるので、長いコードなしで高音質を楽しめます。
ペアリングもメニューから簡単にできます。
一番驚いたのが、Bluetooth出力でも遅延がほぼないこと。
ピアノ演奏や漫才でも、手や口の動きと音がほぼ一致して聞こえます。
安いBluetoothのトランスミッター(送信機)を使うとワンテンポ遅れるんですが、Minibeam PH550Gではそれがないので、違和感なくBluetoothで楽しめます。
バッテリーあり
Minibeam PH550Gには内蔵バッテリーがあるのでアダプターなしでも楽しめます。
最大2.5時間(エコモード高の場合)。
充電時間は約3時間。
基本的には家で観るのに使ってるのでこの機能はほとんど使ってませんが、電源のない外でも楽しめるのはメリットですね。
キャンプに行ったときとかテントでみると盛り上がるかも。
3D対応
Minibeam PH550Gは、3D映像にも対応しています。
3D対応コンテンツがないので個人的には使ってませんが、3Dで楽しみたい方にもおすすめです。
※3D映像を観るには、DLP-LINKの3Dメガネ(別売)が必要です。
電気代が安い
Minibeam PH550Gの消費電力は55W。
これも大きな決め手になりました。
テレビと同じ頻度で使いたいと思っていたので、消費電力が多いと電気代が上がってしまいますからね。
Minibeam PH550Gのほうが節電効果が期待できるので、今はほとんどテレビを使わなくなりました。
安く大画面を楽しめる
Minibeam PH550Gの投影距離は 0.77~3.08mまで対応しています。
3メートルでだいたい100インチになります。
例えば、100インチのテレビを買うと100万円以上するそうです(生産終了?)。
65インチでも20~30万円くらいしますよね。
それがMinibeam PH550Gなら3万円ちょっとで済みます。
コスパ抜群です。
また、大きいテレビは消費電力が多く電気代も高くなるので、その意味でもMinibeam PH550Gは節電効果高いです。
デメリット・注意点
アダプタなしだと暗くなる
Minibeam PH550Gは携帯可能で、充電すればアダプタなしでも使えます。
ただし、アダプタなしで見る場合、ちょっと暗くなります。
エコモードの低くらいになります。
私は家でしか使っていないので問題ありませんが、外で使うのをメインにする場合は注意が必要です。
HDMI端子が1つのみ
HDMIケーブルを指すところが1箇所のみです。
これはけっこうなデメリットかも。
レコーダーはもちろん、PS4もニンテンドースイッチもHDMIですからね。
最初はしょうがないから付け替えて使おうと思ったんですが、これで解決できました。
HDMIセレクター(切替器)です。
これで1箇所に3つ付けられるようになりました。
これにレコーダー、Switch、PS4を付けて、問題なく動作しています。
ただ、USB電源を付けないと映りが不安定になるので、電源供給は必要です。
この手の商品は種類が多いですが、電源供給ありのものを選びましょう。
ピント合わせがシビア
Minibeam PH550Gは、上にあるレバーのような部分を左右に動かしながらピント調節するのですが、これがけっこうシビア。
ミリ単位でちょっとずつ動かしていかないとしっかりピントが合わない感じがあります。
真ん中が合ったと思ったら、左上がちょっとぼやけていたり。
スクリーンに近いほど合わせやすく、遠いと合わせにくい気がします。
私が見ている2.5mの距離だと、細かく調節すると合わせられる感じです。
一度合わせてしまえば特に問題はないんですが、違う部屋に持っていったり、動かすことが多い場合はちょっと面倒かもしれません。
ただ、レバー自体は硬くなくスムーズに動かしやすいので、あわせる作業自体は苦ではありません。
音・サウンドが弱い
本体にスピーカーは付いてますが、これだけだとちょっと弱いです。
存分に楽しみたいなら、外付けのスピーカーが必須だと思います。
前述の通り、スピーカーにはオーディオケーブルのほかBluetoothでもつなげられます。
Bluetooth受信機能のあるスピーカーなら簡単に接続できるので便利です。
ただ、本体スピーカーにはいくつかモードがあります。
フルHDではない
Minibeam PH550Gの解像度はHDです。
プロジェクターの画面は小さなドット(点)が並んで出来ています。
この点が多いほど映りは鮮明になります。
HDは最高画質ではないので、映りの美しさをさらに追求するならもっと上位のものが欲しくなる可能性があります。
この上は、フルHD、4Kなどがあります。
- HD → 1280×720
- フルHD(2K)→ 1920×1080
- 4K → 3840×2160
4Kのプロジェクターは何十、何百万円の世界ですので、買うならフルHDが現実的です。
現状の映像コンテンツはほとんどフルHD以下なので、フルHDなら映りの点では納得できると思います。
ちなみに、PS4、Switch(据置きモード)はフルHDです。
テレビ(地上デジタル放送)は1440×1080というちょっと特殊な解像度になっています。
LGのプロジェクターでは、Minibeam PH550Gの上位モデルのPF50KSがフルHD画質です。
もしかしたら将来的にフルHDが欲しくなるかも…
そう思ったら、こちらを最初から買ったほうがいいかもしれません。
ただ、レビューなどをみると、Minibeam PH550Gと比べるとサイズ・駆動音が大きいようです。
個人的には、Minibeam PH550GのHD画質でも十分満足できています。
確かに近づいて見るとドットの粗さを感じることもありますが、離れて観る分には全く気になりません。
価格面や駆動音の小ささ等のメリットを考えると、Minibeam PH550Gで良かったと思っています。
最初なら中華プロジェクターもありかも
Minibeam PH550Gは本当におすすめのプロジェクターです。
とは言え、高額なのでいきなり買うのはちょっと…、という方も多いと思います。
その場合は、お試しの意味で中華プロジェクターという選択もありかもしれません。駆動音は大きめで、細かい設定などもできませんが、プロジェクターがどういうものか、雰囲気を知ることはできます。
価格・値段
38,800円でした。
2019年3月に購入した際の料金です。
ただ、実際の値段は38,800円なのですが、ある方法を使って実質30,000円ちょっとで買うことができましたので紹介します。
Yahoo!ショッピングのプレミアム会員特典で安く買えた
その方法とは、Yahoo!のプレミアム会員になって5のつく日に買うことです。
プレミアム会員なら常にポイント5倍です(通常ポイント1% + 特典の4%)。
※現在は特典+2%に変更されています
さらに、5のつく日ならエントリーしてスマホアプリから購入すると+4倍。
計9倍になります。
また、私が買ったときは、Yahoo!ショッピングのアプリダウンロードから1ヶ月間はポイント2倍という特典も使えました。
さらに、Yahoo!ショッピングケーズデンキ店で買ったのですが、このときは通常ポイントが4倍でした。
通常ポイント4倍:1,552pt
プレミアム会員特典:1,552pt
5のつく日特典:1,552pt
アプリ:388pt
【計】5,044pt
※通常ポイント以外は利用期間が短いポイント(現在はPayPay)
そして、これは必ずあるわけでありませんが、プレミアム会員の登録特典で2,000円引きクーポンもありました。
それを使って36,800円。
36,800円 – 5,044ptで実質31,756円で買うことができました。
当時は価格コムを見てもこれ以上安いところはなかったので、この方法で買いました。
ヤフーショッピングはプレミアム会員になるとおもしろいほどポイントがたまるので、活用してみましょう。
Yahoo!プレミアム会員は月額508円なので、十分過ぎるほど元を取れました。
まとめ
Minibeam PH550Gは、私にとって最高のプロジェクターになりました。
映りが綺麗・静か・コンパクト・明るさ調整など、欲しい機能がほぼ全て揃っています。
長寿命で電気代が安いのも節約になります。
映画やスポーツ、ゲームを大画面でおもいっきり楽しみたい!
そう考えている方に強くおすすめです。
Amazon:LG ph550g
楽天市場:LG ph550g
Yahoo!ショッピング:LG ph550g