イオンが新たにWAON POINTサービスを開始しました。
加盟店でWAON POINTカードを提示すると、WAON POINTをもらえます。
『smart WAON』というコンセプトで、イオンカードや電子マネーのWAONカードでもポイントがたまりやすくなり、ポイントを分け合うこともできます。
ただ、お得になった反面、わかりにくくなった部分もあります。
そこで、イオンの店員さんに疑問点を聞いてきたので、それも含めてWAON POINT、smart WAONについて解説していきます。
もくじ
WAON POINTカードの作り方・入手方法
WAON POINTカードは、イオンやWAON POINT加盟店で無料配布しています。
私はイオンのサービスカウンター前に置いてあるのをもらってきました。
ポイントカードなので年会費も無料です。
カード利用・発行にお金はかかりません。
登録
WAON POINTカードは、登録するとポイントを利用できるようになります。
登録はsmart WAON | スマートワオンからできます。
すでに電子マネーのWAONカードをお持ちの方は、そのWAONカードを登録することでWAON POINTがたまります。
また、イオンのクレジットカード『イオンカード』や利用者情報登録済(記名式)のWAONカードをお持ちの方は、自動登録されるので登録不要です。
ポイント還元率
WAON POINTカードは、加盟店で提示することで200円(税込)につき1ポイントもらえます。
還元率は0.5%で、貯まるのはWAON POINTです。
ポイントの有効期限は、初回ポイント発生日を基準として、最短1年最長2年間です。
ウォーキングでもたまる
smart WAONは、歩数計アプリ『RenoBody』と連携させることができます。
紐付けた状態で1日8,000歩以上歩くと、1WAON POINTもらえます。
1日1ポイントが上限なので、16,000歩でも1ポイントです。
日常的によく歩いている方は、登録しておけばポイントがたまっていくのでお得ですね。
WAON POINTの使い方
WAON POINTは、1ポイントから1ポイント=1円として利用できます。
貯まったらすぐに使えるので利便性が高いですね。
ところで、WAON POINTとWAONポイントは別物です。
WAON POINTとWAONポイントの違い
ややこしいんですが、WAON POINTとWAONポイントは異なるものです。
WAON POINT → WAON POINTカードでもらえるポイント
WAONポイント → WAON POINT非加盟店での電子マネーWAONカード利用や、未登録のWAONカード利用でもらえるポイント
もらったWAON POINTのパンフレットでも、ローマ字とカタカナで表記を変えて説明されていました。間違えないように注意しましょう。
各カードのもらえるポイントと還元率
利用カード | 支払方法 | たまるポイント | 還元率 | ポイントの即時利用 |
---|---|---|---|---|
WAON POINTカード | 現金・商品券・ ギフトカードなど |
【WAON POINT】 200円=1 POINT |
0.5% | 可 |
WAONカード (登録済) |
電子マネーWAON | 【WAON POINT】 200円=1 POINT(通常) 200円=2 POINT (イオン関連店) |
0.5% or 1% |
不可 |
WAONカード (未登録) |
電子マネーWAON | 【WAONポイント】 200円=1ポイント |
0.5% | 不可 |
イオンカード | クレジット払い | 【WAON POINT】 200円=2ポイント |
1% | 可 |
電子マネーWAON | 【WAON POINT】 200円=1 POINT(通常) 200円=2 POINT (イオン関連店) |
0.5% or 1% |
可 | |
現金・商品券・ ギフトカードなど |
【WAON POINT】 200円=1 POINT |
0.5% | 可 |
※クレジットカード利用でもらえるポイントが、ときめきポイントからWAON POINTに変わりました(2021年9月11日利用分から)
WAON POINTカード
現金だけでなく、商品券やギフトカード払いでも、WAON POINTカードを提示すればポイントがもらえます。
ポイントも、1ポイントから即時利用できます。
WAONカード
未登録のWAONカードは今までと完全に同じです。
登録済みのWAONカードは、イオン関連店でいつでもポイント2倍です。
0.5%も還元率がアップするので、登録したほうがお得です。
注意点としては、WAONカードでたまったWAON POINTを使うには、今まで通りWAONステーションで交換手続きをする必要があることです。
お店の方に聞いたところ、WAONカードのWAON POINTは即時利用できず、ダウンロードしてWAONに交換して使うそうです。
【WAON POINT → WAONポイント → WAON】
たまったWAON POINTをWAONカードで使うには、WAON POINTをダウンロード(交換)してWAONポイントに。そして、WAONポイントを電子マネーのWAONに交換します。
WAONカードにたまったポイントの利用方法はこちら。
WAONカードは、登録することでWAON POINTはたまりますが、WAON POINTカードとしての機能はないようですね。
ただ、WAONステーションとミニストップのレジでは、1WAONポイント単位(1円分)でWAONと交換できるようになりました。
イオンカード
イオンカードはクレジット機能にWAON POINTカードの機能が追加されました。
イオン系列店でのクレジット払いなら、WAON POINTはいつでも2倍なので還元率1%。
WAON搭載のイオンカードでのWAON払いでも、いつでも2倍なので還元率1%です。
イオンカードセレクトやイオンカードWAON一体型などのWAON付帯のイオンカードでWAON利用すると、WAONカードと同じくWAON POINTがたまりますが、こちらは1ポイントから即時利用できます。
また、イオンカードを提示して現金、商品券、ギフトカードで支払うと、WAON POINTカードと同じくWAON POINTをもらえます。
クレジット・WAON払いは還元率1%で、WAON POINTも即時利用できるのでイオンカードは万能ですね。
WAON POINTカードはいつでも2倍の対象外
2019年7月1日から登録済みのWAONをイオン関連店で使うとポイントがいつでも2倍になりました。
かなりお得ですが、WAON POINTカードは対象外となっています。WAON POINTカードの提示は従来通り、0.5%還元です。
ポイントの2重取りは?
気になるのが『WAON POINTカードを提示してWAONカードを使ったりすればポイント2重取りができるか』ですよね。
結論から言えば、これはできません。
店舗によって異なる場合もあるようですが、店員さんによると【WAON POINTカード】【電子マネーのWAONカード】【イオンカード】のポイント重複付与はできないとのことでした。
少し残念ですが、決めたカード1枚だけ持てばいいというのはメリットかも。
想定される問題
WAON POINTの誕生により、イオン系列店では『WAON POINT』『WAONポイント』『ときめきポイント』の3種類のポイントが存在することになります。
かなりややこしくなったので、「ポイントカードとしてイオンカードを提示したのにクレジット払いになってた…」といったトラブルが予想できます。
しばらくはしっかり確認してから支払う必要がありそうですね。
まとめ
ちょっとわかりにくい点もありますが、お得になったことは間違いないので嬉しいですね。
活用すれば、イオンでの節約に役立ってくれそうです。
同時に、イオンカードの万能さが引き立つ改変でもあります。
数あるイオンカードの中では、イオンカードセレクトが最もお得です。
年会費無料にもかかわらず、節約効果は高いです。
コメント
助かりました!
あなたより一つ上のサイト(マネーなんとか)
も訪問したのですが、登録画面のリンクにすらいけず
最悪でした。
リンクもクレカの案内のとこばかりだし。
それにくらべてここは、結論が速くて良かったです。
改めて、ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
イオンのポイントはいろいろあってちょっとややこしいですよね。
お役に立てたようで何よりです!