東京から成田空港に安く行く方法として、東京シャトルという高速バスを利用する方法があります。
東京シャトルは京成グループが運営する格安バスです。
往復で利用すれば、電車と比べて3,000円以上も節約できます。
所要時間も電車とほぼ同じです。
ここでは、東京シャトルの料金や運行ルート、注意点などをまとめています。
もくじ
料金
東京シャトルの料金は、片道1,000円(子供500円)、深夜早朝便は割増で2,000円(子供1,000円)。
ただしこれは、事前予約をしなかった場合の料金です。
事前予約(決済)をすれば、深夜早朝便含めていつでも900円(子供500円)になります。
東京駅から電車で成田空港に行くと2,600円ほどかかります。
それが900円になれば1,700円節約できます。往復なら3,400円です。
回数券
回数券もあり、50回分(1,000円分×50枚)が42,800円で買えます。
7,200円引きで、1乗車あたり856円になります。
ただし、予約すると回数券は使えません。
大江戸温泉物語セットプランなど
東京シャトルにはセットプランもいくつかあります。
例えば、大江戸温泉物語での割引。
東京シャトルを利用すると、割引料金(大人1,200円、子供600円)で入館できます。
大江戸温泉物語は、ナイター料金だと2,000円以上するので、かなり安くなりますね。
■ 大江戸温泉物語発の場合
利用方法:大江戸温泉物語で東京シャトルの乗車券を見せる
利用できる時間:前日18:00~東京シャトルの発車時刻まで
■ 成田空港発の場合
利用方法:成田空港の京成バスチケットカウンターで配布している割引券を入館時に見せる
利用できる時間:東京シャトル到着後~閉館時間(9:00)まで
行く前・帰った後に、お得に温泉でゆっくりできます。
運行ルート
東京シャトルの運行ルートは以下の通りです。
大江戸温泉物語
↓↑
東雲車庫
↓↑
東京駅八重洲口前
↓↑
銀座駅(有楽町)
↓↑
成田空港第2ターミナル北(2番のりば)
↓↑
成田空港第2ターミナル南(17番のりば)
↓↑
成田空港第1ターミナル(15番のりば)
↓↑
成田空港第3ターミナル
時間帯によっては停まらない場所もありますが、東京駅は必ず停まります。
成田空港は、深夜早朝便は第3ターミナルに先に停まります。第1ターミナルに停まらない便もあります(成田空港行の場合)。
時刻表
深夜早朝便を除けば、ほぼ20分間隔で運行しています。
遅れてしまってバスに乗れなくても、ちょっと待てば来る感じですね。
詳細 京成高速バス 東京駅~成田空港900円(東京シャトル)
所要時間
東京駅から成田空港第2ターミナル北へは約1時間です。
途中、銀座駅に寄る便は+5分。
電車で行っても1時間ちょっとかかるので、所要時間がほぼ同じなら安い分お得ですね。
注意点・デメリット
渋滞のリスク
東京シャトルはバスなので、渋滞にはまる可能性があります。
帰りはいいかもしれませんが、行きで遅れると飛行機に乗れなくなることも考えられます。
遅れた際の損害賠償等はないため、余裕をもって利用しましょう。
乗り場が駅から遠い
東京駅の乗り場ですが、駅からけっこう離れたところにあります。
八重洲口(大丸がある出口)を出て道路を渡り、左方向に200mほど行った場所です。近くにあみやき亭やファミリーマートがあります。
東京駅から乗り場へ行く時間も、計算に入れておきましょう。
東京と成田空港を結ぶ同じような高速バスとして『THEアクセス成田』があります。
ここの乗り場は、八重洲口を出てすぐのところにあるバス乗り場なのでわかりやすいです。
予約なしで乗れる?
東京シャトルは予約なしでも乗車可能です。
ただ、予約者が優先なので、空席がない場合は乗れません。
予約した人を案内し、空きがあれば乗れます。
予約すれば確実ですし、100円安くなります。
予約は、ネット『発車オーライネット』『楽天トラベル(東京シャトルを予約)』、コンビニ端末、電話でできます。
楽天トラベルは楽天ポイントを利用できます。
■ 予約受付期間
乗車日1ヶ月前の9:00~2日前の17:00まで(コンビニ端末予約は16:20まで)
詳細 京成高速バス 東京駅~成田空港900円(東京シャトル)
ただし、予約すると回数券は使えません。
まとめ
東京シャトルは、電車とほぼ同じ所要時間で安く行けます。
予約すれば900円になるため、節約度はかなり高いです。
利用する際は渋滞等の可能性を考慮して、余裕を持って乗りましょう。