新幹線にお得に乗る方法のひとつとしてスマートEXがあります。
料金の安さもさることながら、チケットレスで乗れる便利さもあります。
もちろん発券も可能です。
ここでは、スマートEXの年会費やおすすめ商品、デメリット・注意点を紹介します。
もくじ
年会費・入会金
無料です。
EX早得21がお得
スマートEXには様々な商品がありますが、一番安いのがEX早得21です。
EX早得21は乗車日1ヶ月前から21日前までしか予約できませんが、その分料金がめちゃくちゃお得!
例えば、東京-新大阪間が11,200円。
普通よりも3,520円も安い!
往復なら7,000円以上も節約できるのでかなり大きいです。
スマートEXならまずこの早得21を狙いましょう。
全区間の料金は
ex_21_price.pdf
EXのぞみファミリー早特
次にお得なのが、EXのぞみファミリー早特です。
土休日に2名以上での利用が条件ですが、3日前まで予約できます。
設定期間 2021年2月1日(月)~2021年10月1日(金)※設定除外日あり
発売期間 2021年1月19日(火)~2021年9月28日(火)
区間・日時を入れれば選べる
スマートEXで会員登録をして予約できる状態にすると、区間、日時を入れればその時点で予約できる商品が表示されます。
その中から安いものを選べばいいだけなので簡単です。
席も指定可能
商品選択後、【座席表を見る】から席を指定しての予約も可能です。
家族や友人が一緒のときは、空きがあれば横並びの席などにできます。
乗車はICカードかチケット発券
スマートEXは以下の方法で乗ることができます。
- SuicaやICOCAなどの交通系ICカードを登録する
- 発券機で発券する
ICカードを登録すればチケットレスで新幹線改札も通れるので、非常に便利です。
発券する方法
スマートEXの適用範囲(JR東海など)の券売機で発券可能です。
EXのマークがある券売機が目印です。
受取コードを発行(QRコード)→QRコード読取→そのQRコードを発券機にかざす→スマートEXのログインパスワード8桁を入力、で簡単にできます。
↓東京駅(右上青いマーク)
↓京都のJR駅の券売機(左上黄色いマーク)
発券すると領収書も一緒に出てきます。
デメリット・注意点
在来線の割引がない
通常の乗車券や旅行会社のチケットでは、乗車券に都内などの区間割引があります。
↑旅行会社の新幹線+ホテルセットプランのチケット
東京は(都区内)、広島は(市内)となっていますが、これは都区内市内の在来線の料金も含まれているという意味です。
この割引があれば東京都区内のJR在来線を使って東京駅に行った場合、その料金が無料になります。広島市内の在来線も同様です。例えば、新宿駅から行く場合、新宿駅の改札からこのきっぷを入れ、東京駅の新幹線改札でも入れれば新宿駅→東京駅分のお金はかかりません。
範囲外から来た場合も都区内市内分は割引かれます。例えば埼玉県から東京駅なら、埼玉県分の区間の料金のみ必要で、東京都区内は割引されます。
しかしスマートEXは新幹線のみのサービスなので、この在来線の割引はありません。
チケットにも()がありません。
そのため、最寄り駅→東京駅でかかる運賃よりもスマートEXの割引額が低い場合は、区間割引のある方法を利用したほうがお得です。
キャンセルは手数料かかる
スマートEXではキャンセルには払戻手数料がかかります。
320円です。
変更は同条件の商品なら期間内で無料で可能。
例えば早得21なら21日前までは無料で変更可能です。
日にちの変更や期限を過ぎたりして21日前にならない場合や、他の商品を選ぶ場合、変更でもその差額が必要です。
繁忙期は対象外
繁忙時期は利用できません。
具体的にはGW、お盆、年末年始です。
2021年度は、
4月27日(火)~5月6日(木)
8月10日(火)~8月19日(木)
12月28日(火)~1月6日(木)
旅行会社のセットプランと比較しよう
スマートEXは安いですが、旅行会社の新幹線+ホテルのセットプランと比較して決めましょう。
セットプランのほうが安い・お得なことがあるからです。
ホテルがそこまで安くない場合は、旅行会社のセットプランのほうが安い場合が多いです。
まとめ
スマートEXは安くて便利な新幹線乗車サービスです。
中でも早得21はかなり安いので節約にオススメ!
ただし、旅行会社のセットプランのほうが安い場合もあるので、比較してから決めましょう。
旅行会社のプランならお土産サービスや拝観料割引など、お得な特典が利用できたりするので、それらを考慮すると旅行会社セットプランのほうがお得になることが多いかも。