広島観光では、路面電車やバスでの移動が多くなります。
もちろんタクシーもありますが、節約を考えるとあまり使いたくないですよね。
特に路面電車は、市内なら一律160円なので安くまわれます。
そこで便利なのが、PASPYです。
バスや路面電車に割引運賃で乗れるので、さらに節約できます。
PASPYを購入できる場所、割引率、注意点などを紹介します。
もくじ
PASPYとは
広島で使える電子マネーです。PASS + HAPPYで、PASPY。
SuicaやICOCAのように、1枚2,000円から(20,000円まで)購入できます。
2,000円だと500円がデポジット分で、1,500円使えます。
20,000円までチャージでき、PASPYを返却すれば500円戻ってきます。
購入できる場所
買える場所は、
- 広島電鉄の窓口
- バス・路面電車内
- アストラムラインの駅にある自動券売機
などです。窓口は広島駅にもあります。
バスや路面電車(広電電車)で購入する場合、無記名PASPYのみで2,000円です。
アストラムラインの自動券売機は、無記名PASPYで2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円から選べます。
チャージできる場所
バスや路面電車内、さらに三越や福屋などのデパートにもチャージャー(自動チャージ機)があります。
【バス】乗務員にチャージしたい旨を申し出る
【路面電車】セルフチャージ
セルフチャージは、1回につき1,000円です。
3,000円チャージしたい場合、3回操作する必要があります。
自動チャージ機
使える場所
路面電車、広電バス、観光バスめいぷる~ぷ、宮島へ行くフェリー、宮島ロープウェーなど、だいたいの乗り物で使えます。
注意点としては、JRでは使えないことです。
路面電車ではなく、JRを利用する際は注意して下さい。
ただし、宮島へ行くJR西日本宮島フェリーでは使えます。
JRでは、SuicaやICOCAは利用できます。
ただ、オートチャージはできませんでした。
VIEW SuicaやイオンSuicaカードなど、オートチャージ対応のSuicaでも、手動でチャージする必要があります。
割引運賃が適用!
これがPASPY最大のメリットです。
PASPYで広島のバスや路面電車に乗ると、割引運賃が適用されるんです。
広島ではICOCAも広く使えますが、現金払いと同じ料金になります。
気になる割引率は、料金の10%です。端数は切り上げ。
路面電車は広島市内だと一律160円ですが、PASPY利用で150円になります(160-16=144、1の位切り上げで150円)。
バスも、例えば普通料金210円だったら190円になります。
乗り継ぎ割引
PASPYでは乗り継ぎ割引もあります。
1時間以内にバスとバス、路面電車とバス、またはアストラムラインとフィーダーバス(第一タクシー)を乗り継ぐと、2回目に乗ったバス、路面電車、アストラムライン、フィーダーバスで20円の割引きに(小児・割引運賃適用者は10円、一部適用外区間あり)。
3回目の乗り継ぎでは、割引はありません。
PASPYの種類
無記名PASPY
その名の通り、名前が入っていないPASPYです。
誰でも利用可能。すぐ作れるので便利です。
私が持ってるのも無記名です。
記名式PASPY
記名PASPY
名前入りのPASPYです。本人しか使えません。
窓口で名前や生年月日などを書く必要があります。
こどもPASPY
小学生までの子供が作れるPASPY。
支払い時、自動的に子供料金が適用されます。
割引PASPY
療育手帳、身体障害者手帳、保健福祉手帳を持っている方が作れるPASPY。
支払い額が、普通運賃の半額になります。
これらをお持ちの方は、割引PASPYにしましょう。
まとめ
1回の割引は数十円ですが、何度も利用すればけっこうな額になります。
長期滞在で、バスや路面電車の利用回数が多い場合は、PASPYを使えば節約できます。
また、私のように広島を好きになって、「また来るだろうな」と思ったら、買っておくといいかもしれませんね。