4月から電力の小売自由化がスタートします。電気代、節約できそうですね。
すでに100社以上が参入予定なので選択肢が増えます。
そうなると必要なのが、料金プランの比較。
比較といえば比較サイトが便利です。
そろそろ出てくる頃かな~と思って調べてみたら、ありました。
早速シミュレーションしてみると…、意外な結果でちょっとビックリ。
料金比較で高くなることも
電力自由化=どこでも安い!お得!というイメージだったんですが、比較してみると今より高くなることもあるんですね。
利用したのはエネチェンジの料金シミュレーションサイト『エネチェンジ電力比較』
郵便番号や1ヶ月の電気料金、電気を多く使う時間帯などを選ぶだけで、料金プランの比較シミュレーションをしてくれます。もちろん無料。
直感的でとても使いやすいサイトです。
内訳をチェック
シミュレーション結果を見るときは、節約額の内訳がけっこう大切です。
例えば『このプランに変更すれば年間5,000円節約できます!』となっても、内訳がこうなる場合もあります。
携帯電話料金の割引 → 4,500円
電気料金 → 500円
一見するとお得なんですが、該当する携帯会社を使う予定がない場合、結局安くなる電気代は500円ということになります。
5,000円安くなるなら乗り換える気になりますが、500円なら手間を考えるとどうかな~と思いますよね。
うちの場合、節約額が一番高いのが東急パワーサプライでしたが、イッツコムというインターネットサービスの割引が節約額の大半を占めていました。
なので、電気料金だけでなくネット料金も今と比較して考える必要がありますね。
一方、東燃ゼネラル石油は、セット割引がない代わりに電気代そのものが安くなるようです。
ポイント還元のあるところも、そのポイントを使わない場合はメリットが少ないので、そのあたりのことも考えたほうがいいですね。
他にも、話題の東京ガスが割高という結果に。
電力自由化の節約度は、各家庭の環境によってかなり変わりそうです。
思っていたよりも安くない理由
また、予想していたよりも安くないな~という感想も。
これよく調べてみると、テレビとかで「1万円安くなります!」と言ってるのは『最大で』という意味なんです。
家族の人数が多く、毎月けっこう電気使ってる場合は1万円安くなることもあるようですが、節約して電気代を抑えている場合は、ビックリするほど安くはならないようです。
https://setuyaku-method.com/oatap/
まとめ
比較サイトはあくまで目安ですが、おおよその節約額やサービス内容を知るのに役立ちます。
電気料金のセット割としては『ポイント還元』『ネット接続料』『携帯電話料金』『ガス料金』等が関係することが多いです。
電力自由化はまだ黎明期なので、焦って乗り換える必要はないのかもしれませんね。
もしかしたら、これから料金体系がガラッと変わる可能性もあります。
そのままでもとりあえず損することはないので、料金プランをしっかり理解した上で乗り換えようと思います。
エネチェンジ(公式サイト)