バス&えいでん 鞍馬・貴船日帰りきっぷを京都旅行で使ってみました!
鞍馬・貴船日帰りきっぷは、京都で使える1日券(フリー切符)です。
その名の通り、鞍馬と貴船にお得に行くことができます。
感想から言うと「これを使ってなかったらけっこう損してたな~」と思うくらい節約できましたよ。
ここでは、鞍馬・貴船日帰りきっぷを買える場所や値段、大原で使えるか、いくらお得だったか等を解説します。
※2017年に利用した際の情報です
買える場所
- 京都市交通局市バス・地下鉄案内所
- 京都市交通局定期券発売所
- 京都総合観光案内所「京なび」
- 叡山電車出町柳駅
- 関西ツーリストインフォメーションセンター京都、など
どこもわかりやすいですが、京都駅の観光案内所が一番わかりやすいかも。
料金
1,800円です。
フリー切符の中ではけっこう高めですが、十分元は取れます。
使える区間
京阪電車:東福寺駅~出町柳駅間(乗り降り自由)
京都バス:京都市均一区間、大原、岩倉村松、岩倉実相院、市原、鞍馬温泉、貴船を限度とする範囲の路線(乗り降り自由)※ただし、比叡山線・季節運行路線は除く
市バス:全線(乗り降り自由)
叡山電車:全線(乗り降り自由)
買える日と使える日
鞍馬・貴船日帰りきっぷは期間限定の切符です。
私が買ったときは以下の期間でした。
買える日:2017年4月1日(土)~2018年3月31日(土)
使える日:2017年4月1日(土)~2018年4月30日(月・休)の使いたい1 日
購入日と利用日は同じである必要はありません。
期間内ならあらかじめ買っておくこともできます。
使い方
最初、市バスで出町柳まで行きました。
そのときに降りる際、カードをリーダーに通しました。これで裏面に日付が印字されます。
電車では改札があればそこに通します。
バスでは降りるときに見せるだけで大丈夫でした。
大原へも行ける!
結論から言うと、大原に行くときも問題なく使えました。
大原へは
出町柳から叡山電車で八瀬比叡山口
↓
八瀬駅のバス停から大原
のルートで行きました。
出町柳駅までの市バスでも使えますし、叡山電車はもちろん、八瀬駅から大原への京都バスもこれ一枚で行けましたよ。
鞍馬山
鞍馬への叡山電車でも使えます。
ただし、鞍馬山にあるケーブルカーでは使えません。200円必要です。
ケーブルカーに乗らずに歩いて行くこともできます。
坂道がけっこうきついですが…。
貴船神社
貴船神社へも叡山電車と京都バスで行きました。
叡山電車の貴船口駅まではもちろん、貴船口駅から貴船神社の近くまで行く京都バスでも使えました。
優待割引
鞍馬・貴船日帰りきっぷには優待もあります。
対象施設で提示すると割引や粗品プレゼント等の特典が!
例えば、鞍馬山に入るときには愛山料として300円必要です。
しかし鞍馬・貴船日帰りきっぷを提示すると200円になりました。
デメリット
買える場所が少ないのはデメリットですね。
バスの1日乗車券のように車内で買えないため少し不便です。
また、期間が限られているのもデメリットかも。
1年単位で発売されているので、「再来年用に買っておこう」といったことはできません。
節約額は?
バス1日乗車券を買って、あとは普通に支払う場合と比較してみます。
ルートは、【バス1日乗車券の範囲内→出町柳→大原→鞍馬→貴船→出町柳】と仮定します。
バス1日乗車券:500円
出町柳駅→八瀬比叡山口:260円(叡山電鉄)
八瀬→大原:270円(京都バス)
大原→八瀬:270円(京都バス)
八瀬比叡山口→鞍馬:420円(叡山電鉄)
鞍馬→貴船口:210円(叡山電鉄)
貴船口→貴船神社:160円(京都バス)
貴船神社→貴船口:160円(京都バス)
貴船口→出町柳:420円(叡山電鉄)
2,670円-1,800円で870円も節約できました。
さらに、愛山料の割引分も考慮すれば970円も節約に。
ただ、大原のみに行く場合など、1,800円より安くなるケースもあります。
行く場所が少ないと損する可能性があるので注意しましょう。
まとめ
鞍馬・貴船日帰りきっぷなら、鞍馬や貴船だけでなく大原へ行くにも使えます。
結局、別にかかった交通費は鞍馬山でのケーブルカーのみでした。
愛山料割引分を含めると約1,000円節約できました。
鞍馬・貴船周辺の優待対象施設を利用するなら、節約度はさらに高まります。
また、出町柳から東福寺までの京阪電車の区間も乗り降り自由なので、この沿線にも行けます。
時間と体力に余裕があれば相当お得なフリーきっぷになりますね。