「東急沿線に住んでいる」
「東急と名の付くお店やホテルをよく利用する」
そんな方は、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOで大きく節約できる可能性があります。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは東急沿線や東急百貨店、東急ハンズ、東急ホテルなど、東急グループでお得なクレジットカードです。
最大で1枚4役の一体型なことも特長で、カードの枚数を減らしたい方にもおすすめ。
還元率も高く、メインのカードとしても充分使えます。
PASMOのオートチャージもでき、利用と合わせて1.5%のポイント還元率です。
ここではTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOの年会費、メリット・デメリットなどを紹介します。
もくじ
カードは4種類
まず、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは4種類あります。
TOKYU CARD ClubQ JMB
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(コンフォートメンバーズ機能付き)
TOKYU CARD ClubQ JMB(コンフォートメンバーズ機能付き)
『PASMO』とあるカードは、PASMOが付いている一体型です。
付いていないものは、PASMO機能もありません。
一体型のほうが便利ですが、紛失したときのダメージが大きいので、なくしやすい方はクレジットのみがいいかもしれません。
一番機能が多いのが、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(コンフォートメンバーズ機能付き)です。
これなら以下の4つの機能が1枚に集約されます。
- クレジット機能
- JMB(JALマイレージバンク)
- PASMO
- コンフォートメンバーズ
クレジットカードとして使えて、JAL利用でJALマイルも貯まり、電車も乗れる上にコンフォートメンバーズカードとしても使えます。
もし上記の4枚のカードを持ち歩いているなら、スッキリ1枚にできるのでかなりメリットになりますね。実用的なことで言えば、クレジットカードとPASMOが一緒になってるだけでもかなり便利です。
このカードならPASMO発行時に必要なデポジットも不要。
コンフォートメンバーズ
コンフォートメンバーズとは、東急グループのホテル『東急ホテルズ』でお得な特典を受けられるものです。
私も会員ですが、一体型ではなくカード単体のものです。
ホテルに行くときはこのカードを忘れずに持っていく必要があるため、少し不便さを感じています。
TOKYU CARD ClubQ JMBでコンフォートメンバーズ機能ありなら、コンフォートメンバーズの特典を受けつつ、支払いも可能なので便利です。
宿泊やレストラン・バーの利用で、100円(サービス料込・税抜)につき5ポイントのコンフォートメンバーズポイントが貯まります。
5%還元なので非常にお得です。
1,000ポイント貯まると1,000ポイント単位でホテルでの支払いに使えます。
還元率はかなり高いので、東急のホテルを利用するならコンフォートメンバーズ機能があったほうがいいですね。
また、『チェックアウト時間を正午まで延長』『宿泊料金割引』『優先予約』『提携企業での割引サービス』などの特典があります。
また、お誕生日ポイントとして500ポイントもらえたりします。
私は京都が好きでよく行くので京都東急ホテルで使ってます。
宿代が500円割引になるのでけっこうお得です。
PASMO・コンフォートメンバーズ機能のありなしを、自分の使い方に合わせて選べます。
以下から、説明上【TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO】と表記しますが、他のカードでも内容は同じです。
年会費
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOの年会費は初年度無料。
2年目以降は1,000円+税です。
家族カードも初年度無料、2年目以降は300円+税。
年会費無料ではありませんが、東急関連サービスを利用している方には、充分元を取れるお得があります。
国際ブランドは、VISAかMasterCardの2種。
ただし、コンフォートメンバーズ機能付きはMasterCardのみとなります。
ポイント還元率
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは、使うお店・サービスによって還元率が変わります。
東急関連では還元率も高めに設定されています。
まず、東急グループ以外での還元率は1%です。
200円につき2ポイント貯まります。
ただしこれは、カード明細をWebにした場合の還元率です。
紙の明細書だと0.5%になるので注意して下さい。
紙明細 → 0.5%
Web明細サービスに登録 → 1%
クレジットカードはWeb明細にすると特典があるものが多いですが、ここまで差があるカードは珍しいです。
還元率が2倍になるので、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOではWeb明細を利用しましょう。
nanacoやモバイルSuicaへのチャージ
電子マネーへのチャージでもポイントがたまります。
楽天EdyやモバイルSuica、スマートイコカなど。
ただし、nanacoはMastercardのみです。
TOKYU POINT(東急ポイント)の使い道
貯まるのはTOKYU POINT(プレミアムポイント)です。有効期限は最長3年間で長め。
使い道は主に4つあります。
1.東急グループ加盟店で使う
TOKYU POINT加盟店で1ポイント1円として使えます。
加盟店としては、東急百貨店や東急ホテルズ、東急ストア、東急ハンズ、東急スクエアなど。
ポイント利用単位はお店によって異なります。
そのまま使える場合と、お買い物券に交換して使う場合があります。東急ハンズはそのまま使うこともできますし、お買い物券と交換することもできます。
2.PASMO・Suicaにチャージ
1ポイント=1円の価値で、10ポイント単位でPASMOにチャージできます。
ポイントチャージは東急線にある銀色の券売機(一部駅を除く)で可能です。
また、PASMOと相互利用対象であるSuicaにもチャージ可能です。
PASMOやSuicaにチャージできるなら使い道には困りませんね。
3.JALマイルに交換
JMB機能があるのでJALマイルに交換することもできます。
TOKYU POINT(2,000ポイント)→ JALマイル(1,000マイル)
メリット・特典
東急グループでの還元率が高い
東急関連のお店・サービスでのポイント(加盟店ポイント)の還元率が高めです。
例えば、東急百貨店は還元率が3%~10%!(食品・セール品は1%)
年間利用額が多いほど還元率もアップする仕組み。
最低でも3%なので、ポイントがザクザク貯まります。
また、追加であとからポイント(プレミアムポイント)がもらえます。
東急百貨店は、あとから0.5%が加算されるので計3.5%~10.5%の還元率になります。
渋谷ヒカリエなど、あとからポイントをもらえない店舗も一部ありますが、加盟店ポイントが高めなのでお得なことに変わりはありません。
とくふく感謝デー
東急ストア・プレッセ(インターネットでのご注文、専門店でのお買物等は対象外)で、毎月19日と29日に対象のTOKYU CARDでクレジット決済し、Webエントリーすると、利用金額の5%がキャッシュバックされます(請求時に5%分割引)。
PASMOオートチャージでポイント
PASMOへのオートチャージでもポイントが貯まります。
『電車で貯まるTOKYU POINT』の会員Web登録をすると、オートチャージで1%のポイントがもらえます。
オートチャージとは、改札でPASMOをタッチしたときに残額が少なくなると自動的にチャージされるシステム。
さらに、PASMOが使えるTOKYU POINT加盟店でのPASMO利用で、0.5%貯まります(200円で1ポイント)。
つまり、オートチャージと利用で計1.5%の還元率になります。
PASMOをよく使っている方はメリット大きいです。
定期券購入でもポイントもらえる
東急沿線のPASMO定期券を買うときもポイントをもらえます。
還元率は、
1・3・6か月定期券は1%。
有効期限が1年の東急線いちねん定期は3%です。
定期券購入で3%還元はかなりお得です。
東急沿線の駅を利用して通勤・通学している方にとっては、必ず必要なものですからね。
東急線いちねん定期 → なし
1・3・6か月定期券 → 10万円
こちらも『電車で貯まるTOKYU POINT』への登録が必要です。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOが届いたら、まずは電車で貯まるTOKYU POINTに登録しましょう。
モバイルPASMOで東急線定期券を購入の場合、ポイント加算の対象外です。
ポイントはPASMO定期券購入の翌月15日以降翌月末までに加算されます。
定期券を決済するクレジットカードとPASMOが「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」の同一アカウントで登録されていない場合、ポイントが加算されない、もしくは、0.5%の加算率になります。
たまにキャンペーンもあり、電車で貯まるポイントが2倍、3倍になることもあります。
JALマイルも貯まる
カード名にJMB(JALマイレージバンク)とある通り、JALマイルも。
JALやJMB提携航空会社、JMB提携ホテルの利用、関連サービス(レンタカー、宅配サービス等)でマイルが貯まります。
もちろんTOKYU POINTも貯まるので、JMB提携サービスならマイルとポイントを2重取りできます。
デメリット
お得なTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOですが、年会費がかかってしまうことはデメリットですね。
年会費無料カードではないので、気軽には発行できません。
ただ、東急関連のお店・ホテルを利用しているなら、還元率も高めなので充分ペイできます。
東急以外でもWeb明細にすれば1%の還元率なので、メインカードとしても使っていけます。
単純に年会費を365日で割ると1日3円程度なので、年会費はかかりますが安い部類と言えます。
定期券で3%還元なだけでも価値は高いです。
保険
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOには旅行保険も付いています。
国内旅行傷害保険と海外旅行保険があり、ともに利用付帯。
国内旅行傷害保険
旅行代金の全額をカード払いすると、保険が適用されます。他の手続きは不要です。
補償内容 | |
---|---|
傷害死亡 | 1,000万円 |
後遺障害 | 程度により30万円~1,000万円 |
海外旅行保険
海外旅行保険の場合は、利用する公共交通機関(電車・バス・タクシー等)の代金をクレジット払いすると適用されます。
補償内容 | |
---|---|
ケガによる死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
治療費用(ケガ) | 100万円 |
治療費用(病気) | 100万円 |
携行品損害 | 1旅行あたり1事故20万円限度 自己負担3,000円 |
賠償責任 | 1事故につき2,000万円限度 自己負担1,000円 |
救援者費用 | 100万円 |
保険用のカードとしてはやや物足りないので、エポスカードやJCB EITがあると安心です。
いずれも自動付帯・年会費無料なので、作っておくだけでカバーできます。
海外旅行では、ちょっと入院しただけでも数百万かかった例もあります。
まとめ
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは東急関連サービスでお得なカードです。
基本還元率は1%ですが(Web明細)、東急百貨店などの東急グループでは驚くほど高い還元率を誇っています。
また、PASMOにオートチャージできポイントも貯まるので、PASMO利用の多い方も節約になります。
新規入会キャンペーン
ネットから申し込むことで、お得な特典を受けられるキャンペーンを定期的にやっています。
新規申込で1,000ポイントもらえて、それに加え一定額以上のカード利用でもらえるパターンが多いです。
▼ 便利なネット申込み・最新キャンペーンの詳細確認は以下からできます。
詳細 TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO