節約で一番大事なことは、必要な物以外買わないことです。
いろいろな節約術をしても、衝動買いで不要なものを買ってしまったら元も子もありません。貯金もできません。
しかし、お店側は売るのが仕事ですから、手を変え品を変え私たちを惑わしてきます。衝動買いを促すうまい言葉も多いですね。
中でも一番の衝動買いワードが限定という言葉。
「数に限りがあります」と言われると【今しか買えない】【なんだかお得な気がする】という考えが頭の中を駆けめぐり、冷静な判断ができなくなります。
今回は、『限定と言われても冷静に判断できる真実』に迫ってみます。
限定にするのは想定より売りたいから?
たとえば、100本限定のネクタイがあるとします。
これには、
「普通に売ったら3,40本しか売れないだろう。でも限定にすれば100本くらいは売れそうだ。」というお店側の考えがある可能性が高いです。
限定商品のカラクリは、見込み以上に売りたいという思惑があります。
本当に良い商品・売れる商品であれば、わざわざ限定にする必要はないです。iPhoneだって、ニンテンドーDSだって限定じゃありませんよね。
限定には、そこまで売れないかもしれない商品を最大限売りたい、という真実があります。
ブームが過ぎた商品 + オプション
限定として多いのは、ブームが下火になった商品にオプションをつけて売る、という手法。
『話題のパソコンにプリンターを付けてセットで89,000円!50セット限定!』
なんだかお得に見えます。
でもそのパソコン、話題になったのはいつですか?
けっこう時間経ってませんか?
プリンター、単品で買ったほうが安くないですか?
冷静に見てみると、お得かどうか判断するのは難しいですよね。
本当の限定商品も
多くの限定は以上のような感じです。
が、たまに【希少価値があるため本当に限定の商品】というものがあります。
上手に買い物するには、それを見分けるための審美眼(価値あるものを見極めるスキル)が必要です。
といっても、けっこう簡単に判断できます。
本当の限定商品は高い
希少価値があるということは、なかなか手に入らないということです。
なかなか手に入らないものは、市場原理により価格が高くなります。
つまり、本当の意味での限定商品は値段が高いんですね。
限定で安くなっている場合は、希少価値はないと考えてほぼ間違いないでしょう。
まとめ
もちろん、本当に必要なものであれば、限定商品でもまったく問題ありません。
必要なものが限定で安く手に入るなら、こんな素晴らしいことはありません。
ですが、買う前にちょっと立ち止まり限定の意味を考えてみると、衝動買いのない良い買い物ができるようになります。
衝動買いをなくすことは、最も大事な節約術。
言葉に惑わされず、ニュートラルな気持ちで判断したいですね。