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ネット銀行(ネットバンク)のメリット・デメリット!補償があっても安心できないワケ

ネット銀行のデメリット
ネット銀行、利用してますか?
ネット銀行とは、実店舗を持たない銀行のことです。
人件費を安くできるため、普通銀行と比べてかなりお得。各種手数料が安かったり、金利が良かったりするので隠れた節約ポイントになっています。

一般的に、ネット銀行と呼ばれるものには2タイプあります。
ひとつは、実店舗のある普通銀行が「ネットでも利用できますよ~」というタイプ。
もう一つは、実店舗を持たないネットの銀行(ネット専業銀行)です。

ここでは後者、ネット専業銀行のメリット・デメリット、利用する上での対策を紹介します。

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ネット銀行のメリット

手数料が安い、または無料

ネット銀行は普通銀行と比べて手数料が安めに設定されています。
安いどころか、他行宛の振込でも手数料無料のところも。
出金手数料無料も珍しくありません。

そのため振込や出金をよくする方は、ネット銀行を利用するだけで手数料分を節約できます(手数料無料の回数はネット銀行によって異なります)。
銀行の手数料は数百円と額が少ないため軽視しがちですが、積み重なればけっこうな額になります。
安くできれば、ボディブローのようにジワジワ節約できますよ。

預金金利が高め

ネット銀行では、預金金利も普通銀行より高めに設定されることが多いです。
同じ預けておくなら、単純に金利の高いところに預けたほうがお得です。

例えば、イオンのネットバンク『イオン銀行』では、イオンカードセレクトを発行すれば、普通預金金利をアップさせやすくなります。

イオン銀行は、イオンのネット銀行です。 イオンやミニストップを利用している方は、ATMを見たことがあると思います。 ネット銀行は...
これだけでもネット銀行を利用する価値があります。

ネット通販で節約できる

楽天やYahoo!ショッピングといったネット通販では、クレジットカード払いやコンビニ払いできないお店が意外とあります。
私も通販をよく利用してますが、「お、安いな~」と思ったお店は支払方法が『代金引換か銀行振込のみ』のことが多いんですよね。
その対策として、ネット銀行を利用するのもオススメです。

代金引換は、ほぼ手数料がかかります。
他行宛振込手数料が無料のネット銀行なら、手数料なしで支払うことができます。

ネット銀行デメリット

ネット銀行のデメリット

ID・パスワードを忘れるとログインできない

ネット銀行は、基本的にネットでログインして取引・操作するものです。
もし自分のIDやパスワードを忘れてしまうと、ログインできなくなります。
ログインできないと、利用できなくなるため大変です。

また、何回かパスワードを間違えてしまうとしばらくログインできなくなるので、慣れていない方にとってはけっこう面倒です。

ID・パスワードは忘れないようにしましょう。

入出金できるATMが限られる

ネット銀行は、現金の入出金はATMで行います。
わざわざ銀行に行かなくて済むので便利ですが、ネット銀行によって対応しているATMが異なります。

そのため、対応ATMが近くにない場合、非常に不便です。
口座を作る前に、対応ATMをよく確認しておきましょう。

引き落とし口座に指定できないことも

クレジットカードや公共料金支払いの引き落とし口座に、ネット銀行を指定できない場合もあります。
利用しているクレジットカード等がどのネット銀行に対応しているかもチェックする必要があります。

ネット銀行のデメリットと対策

補償あり。過失がなければ…

ネット銀行というと「不正にログインされてお金を取られそうで怖い」というイメージもありますよね。

しかし万が一、不正送金などの被害に遭った際は、2008年2月に公表された『全国銀行協会の申し合わせ(預金等の不正な払戻しへの対応)』に則って補償されます。
そのため一応は安心して利用できます。

ただし、場合によっては全額補償されないケースもあります。
具体的には、補償される額は『預金者の過失の度合い』によって変わります。
ここで言う過失とは、ネット銀行を使う上でセキュリティ対策をしないことを指します。

ちゃんと対策をしていたのに被害に遭った → 補償額も高い
必要な対策をしていなかった → 補償額低い

被害の状況等がそれぞれ違うため、過失かどうかの判断は難しく、一概に「これをすれば大丈夫」と言えない部分もあります。
参考 インターネット・バンキングに係る補償の対象・要件・基準等について(pdf)

しかし、被害に遭わないためはもちろん、被害に遭っても補償されるように、最低限の対策は講じておく必要があります。

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ネット銀行利用のセキュリティ対策

予想しやすいパスワードを使わない

自分や家族の誕生日、住所、電話番号など、予想されやすい数字をパスワードに設定しないようにしましょう。基本的なことなので、これをやってしまうと過失と判断される可能性大です。

ウイルス対策ソフトを入れる

ネット銀行を利用するパソコンには、ウイルス対策ソフトを入れておきましょう。
何も入れずにノーガードで操作すれば、過失と認定される可能性があります。

怪しいポップアップやメールに注意

ログインする際、見慣れないポップアップが出てきた際は要注意です。
第2暗証番号など、いつも行っていない情報入力を求められたら、入力する前に問い合わせましょう。

また、怪しい・変なメールは開かないようにしましょう。
ウイルスに感染する可能性があります。

銀行の注意喚起情報をチェックする

定期的に送られる銀行からのメールや銀行サイトのニュース欄をチェックしておきましょう。
「こういうことがあるので注意して下さい」という注意喚起を守っていたか、もポイントになるでしょう。

ログアウトする

これが意外と忘れがちです。
多くの場合、一定時間が経てば自動的にログアウトされますが、それまでの間に何をされるかわかりません。

取引を終了するとき、席を離れるときは必ずログアウトしましょう。

まとめ

ネット銀行はセキュリティ問題が付きまとうので、そのあたりは気を配る必要があります。
しかし最近は、大手銀行でも同じようなセキュリティ対策が必要なので、「特別ネット銀行だから大変」ということはないと思います。

ネット銀行自体は手数料が安かったり、金利面で有利なので、利用することで節約につながります。
「手数料無駄だな~」「金利が高い銀行がいいな~」という方は、ネット銀行の利用を検討してみましょう。

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